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●2006 ボルドー●

15067 SEIGNEURS D'AIGUILHE "Comtes de Neipperg" 2006 Cotes de Castillon 1550
セニョール デギュイユ "コント ド ナイペルグ" コート ド カスティヨン
シャトー・デギュイユのセカンドワイン。シャトー・デギュイユは、ラ・モンドットやカノン・ラ・ガフリエールで有名なステファン・ナイペルグ伯爵が1990年に購入し、醸造コンサルタントに「ド・ラ」の所有者ステファン・ドゥラノンクール氏を迎え入れ、品質を急速に向上させました。畑は42haで、土壌は粘土石灰質、平均樹齢は27年です。 このワインはメルロ80%、カベルネ・フラン20%の割合で、温度管理されたステンレスタンクと木樽で18〜30日間発酵を行い、ステンレスタンクと1〜2年使用のオーク樽にて12ヶ月熟成させています。 18度で抜栓、赤紫がかった濃いめのルビー色、グラスからは、フワリと漂う上品なヴァニラ香を伴う熟した黒スグリとブラックベリー、さらさらとした黒い土、ほんのりチョーク(または石灰)の粉、木炭、軽くスモークした肉、そして微かにキノコ類の香りも感じられます。口に含むと、ふくよかで軽やかな口当たりのミディアムボディで、キメ細かいタンニンはふっくらと口中に広がり、酸度はやや弱めに感じ、さらりとした黒土と丁子、やや水分多めの黒スグリとブラックベリー、ほんわかとしたヴァニラ、灌木と木炭、そしてマッシュルームのような味わいが感じられます。度数13.5%。2009/7/31

14732
1580
フルール デュ シャトー ベレール プルミエール コート ド ボルドー
高いポテンシャルを持つ畑でありながら、60年もの間忘れ去られていたシャトー。このシャトーの復活を目指し、二人の男が新たな挑戦を始めました。一人は有名なボリー家出身のローランド・コアフ氏。そしてもう一人はこれまた有名なティエンポン家のシリル・ティエンポン氏。ローランド・コアフ氏がこのシャトーのオーナーで、シリル・ティエンポン氏が畑の管理や醸造を担当しています。 土壌は砂利質と粘土質で、面積は約13ha、全て一ケ所にまとまっており、常に風通しの良い状態だそうです。品種はメルロ90%にカベルネ・ソーヴィニヨン10%の割合で、ステンレスタンクで発酵させた後、フレンチオークでマロラクティック発酵をゆっくりと行い、8ヶ月間オリと一緒に熟成させています。
18度で抜栓、ワインは赤黒がかった暗いルビーレッド色、グラスからは、鉛筆の芯、木炭、黒スグリ、ピーマン、鉄分を含んだミネラル、そして清楚なヴァニラの香りが感じられます。口に含むと、ふくよかでありながら中心に丸いミネラルの芯があり、ミディアム〜フルボディ(果実味が濃いという意味ではありません)で、サテンのようなタンニンが継ぎ目なく配置されていて、過不足のない酸は上手く統合されていて、香りと同じく清楚なヴァニラを伴う黒スグリ、ピーマン(軽く焼いたもの)、鉛筆の芯、木炭、そして鉄分を含んだミネラルの味わいに、なめした皮革のような味わいも加わっています。これは飲み飽きしないですね〜。典型的なボルドーの香りと味わいがお楽しみいただけると思います。個人的に大好きなタイプ。果実味のインパクトがないと言われればそれまでですが、この価格帯のボルドーとしては完成度が高いと思います。度数12.5%。2007/11/19 ※2010/1/21入荷分より価格改定(旧価格1,680円)

15113 LE HAUT MEDOC de GISCOURS 2006 Haut Medoc 2480
ル オー メドック ド ジスクール オー メドック
マルゴーのシャトー・ジスクールが、A.C.オー・メドックからの葡萄で造るワイン。もちろんジスクールのチームがジスクールの設備を使用して造っています。A.C.オー・メドックにある畑の面積は40ha、収穫量は55hl/ha、平均樹齢は15年、カベルネ・ソーヴィニヨン50%とメルロ50%の割合で、フレンチオークにて12ヶ月熟成させています。 18度で抜栓、ワインは黒紫がかった濃いめのルビー色、グラスからは、ほんのりお香とローストハーブのようなニュアンスを伴う完熟ブラックベリー、軽く煮詰めたプルーン、甘草、柔らかなヴァニラ、そして軽くローストしたコーヒー豆のような香りも感じられます。口に含むと、ふくよかな口当たりのミディアムボディで、タンニンは良く熟していて収斂味はほとんど感じさせず、酸度は低く、香りと同じくお香のようなニュアンスを伴う完熟ブラックベリーとプルーン、なめした皮と半生の牛肉、甘草、丁子、湿った土壌、シイタケ、白胡椒、石灰、そしてシルキーなヴァニラの味わいが感じられます。度数13%。2009/11/21

●2005 ボルドー●

14932 TOUR ST. BONNET 2005 Medoc 2250
トゥール サン ボネ メドック
クリュ ブルジョワ
ブルジョワ級シャトーです。管理&所有者はラフォン家。約40haある畑は、メドックのサン・クリストリ村近くの、ジロンド河に隣接した砂利の多い恵まれた土壌となっており、平均樹齢は35年となっています。品種の割合は年によって若干異なりますが、2005年産の資料ではカベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロ45%、そしてプティ・ヴェルド5%、マルベック5%の割合となっており、全体の10%をフードルと呼ばれるオークの大樽(新樽率は50%)で16〜18ヶ月熟成させています。 18度で抜栓、ワインは黒紫がかった濃いルビー色、グラスからは、タバコと胡椒のニュアンスを伴う熟した黒スグリ、穏やかなヴァニラ、そして土を想わせるような香りが感じられます。口に含むと、柔らかさも備えたミディアムボディで、タンニンの量は十分豊富ながら口中に刺さるような感覚はなく、酸度は中くらいで、さらさらした土のニュアンスを伴う熟した黒スグリ、白胡椒、シルキーな味わいのタバコ、杉の木、そして中心に黒石を想わせるようなミネラルが感じられます。飲み進めても疲れを感じさせない仕上がり。度数13.5%。2008/11/15

15125 CHATEAU POUPILLE 2005 Cotes de Castillon 2380
シャトー プピーユ コート ド カスティヨン
90年代中頃、マイナーなアペラシオンだったコート・ド・カスティヨンから彗星のごとく現れた生産者。カリーユ氏は各国での経験を生かし、様々な技術に挑戦しています。このワインはプピーユのセカンドワインになります(ファーストラベルはシャトーが付かない)。畑は石灰質岩盤の上に粘土質土壌が重なっている土壌で、手摘みした葡萄をコンクリートタンクにて高温発酵させ、70%をオーク樽(225Lの1年&2年使用樽)にて36ヶ月、残り30%はステンレスタンクにて熟成させています。品種の割合はメルロ100%、樹齢は約30年となっています。
18度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強めの濃いルビー色、グラスからは、ほんのり胡椒のニュアンスを伴う完熟カシスとブラックベリー、プルーン、キルッシュで軽く漬け込んだレーズン、半生ラム肉、そして少しセージを想わせるようなハーブのような香りも感じられます。口に含むと、ふくよかで、ポッチャリと肥えた口当たりのミディアムボディ(フル寄り)で、とても外交的で果実味が前面に出ており、酸度は低く、完熟タンニンと果実のエキスが混じり合い少しヌルリとした感触もあり、スモークしたラム肉とふかふかとした腐葉土のようなニュアンスを伴う完熟プルーンと完熟カシス、土のついたマッシュルーム、木炭、ヴァニラ、そしてカシスリキュールを少し染み込ませたタルト生地のような味わいが感じられます。外交的で愛嬌の良いワインです。度数14%。2009/12/10

14695
3550
レ ザマン デュ Ch.モン ペラ プルミエール コート ド ボルドー
2003年より正式にリリースされたモン・ペラの新コンセプトワイン。モン・ペラの選別された区画の畑から収穫された葡萄を使用した特別なキュヴェとなっています。 16度で抜栓後、18度からスタート。ワインは黒紫がかった濃いめのルビー色、グラスからは、粉々にした黒胡椒、丁子、アニス、ほのかなトースト香、粘土質土壌、インク、そして黒スグリの、閉じこもったような香りが感じられます。口に含むと、モン・ペラよりも酸とミネラル感を備えたミディアム〜フルボディで、タンニンはキメ細かさと力強さを兼ね備えていて、甘い果実味はさほど感じさせず、肥えた口当たりというよりも骨組みを感じさせ、黒い石のようなミネラル感を伴う赤スグリ、ヴァニラを伴うプラム、赤身肉、胡椒、ナツメグ、丁子、湿った土壌、そして鉛筆の芯のような味わいが感じられます。飲みすすめるほど目の詰まったタンニンが現れてきます。長熟タイプと感じました。度数14%。2007/10/12

14752
5980
マルキ ダレム ベッカー マルゴー
1979年以降、ジャン・クロード・ズジェール氏によって運営されている格付け3級シャトー。収穫は手摘みで行われ、選別された酵母を加えて発酵、マセラシオンはヴィンテージによって異なりますが8〜15日間、温度調節されたステンレスタンクで30度を超えない温度のもとに行います。マロラクティック発酵後オーク樽に移され、12ヶ月熟成。ビン詰めの前に清澄処理され、基本的に濾過はしていません。 品種の割合はヴィンテージによって異なりますが、基本的にメルロ45%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン15%、そしてプティ・ヴェルド10%となっています。
18度で抜栓、ワインは黒紫がかった暗いルビーレッド色、グラスからは、ほのかに動物の毛皮のようなニュアンスを伴う熟して柔らかな黒スグリとブラックベリー、控えめで綺麗なヴァニラと粉末状の黒胡椒、さらさらとした黒い土、炭、そして丁子のような香りが感じられます。口に含むと、ふっくらとした口当たりが印象的なミディアム〜ソフトなフルボディで、サテンのような感触のタンニンが隅々に配置されていて、酸度は低めで、ワイン全体にピュアな感じがあり、清楚なヴァニラを伴う熟して品のある黒スグリとブラックベリー、ブラックチェリー、チョーク(または石灰)、毛皮、丁子、粉末状の白胡椒と黒胡椒、さらさらとした土、そして軟水のような柔らかなミネラルの味わいが感じられます。全体のバランスが非常に良いため、現時点でも十分美味しいです。度数13.5%。2007/12/18

●2004 ボルドー●

15134 CROIX MOUTON "Jean Philippe Janoueix" 2004 Bordeaux Superieur 2580
クロワ ムートン "ジャン フィリップ ジャネックス" ボルドー シューペリュール
ドルドーニュ河沿いのルゴンに位置するシャトー。若く才能溢れる注目のジャン・フィリップ・ジャネックス氏が1997年にこのシャトーを購入。オリとワインの接触を増すために葉巻型の樽を半分使用したり、ペトリュス等と同じように極微量の空気の透過性があるため内部塗装のないコンクリートタンクを使用したりしているそうです。土壌は泥土を多く含む粘土質土壌。樽(一部新樽)で熟成しています。品種の割合はメルロ70%、カベルネ・フラン25%、プティ・ヴェルド5%となっています。
18度で抜栓、ワインは黒紫に赤茶が微かに混じり合ったような色合い、グラスからは、湿った粘土質土壌となめした皮革が混じり合ったようなニュアンスを伴う熟した黒スグリとブラックベリー、お香、白胡椒、ヴァニラパウダー、スモークしたラム肉、そして鉄分を含むミネラルの香りが感じられます。口に含むと、非常に滑らかで、シルクのような口当たりのミディアムボディで、微粒子のタンニンが柔らかく広がり、酸もとてもキメが細かくエレガントで、それらがふっくらとした果実味を優しく包み込んでいて、チョークの粉(または粉々に砕いた石灰)とヴァニラパウダーのようなニュアンスを伴う熟していながら瑞々しさもある黒スグリ、少しハーブを伴うブラックベリー、丁子、シガー、湿った土壌、そして半生のラム肉のような味わいが感じられます。シルキーなボディの中心には、ほど良い芯を感じさせるミネラル感も存在しています。美味。度数13%。2010/1/12

●2003 ボルドー●

14994 BERNARD PUJOL et HUBERT DE BOUARD 2003 Bordeaux 1850
ベルナール プジョル エ ユベール ド ブアール ボルドー
かつてシャトー・パプ・クレマンの華麗な復興の道筋を立てた元醸造長のベルナール・プジョル氏と、シャトー・アンジェリュスのオーナーであるユベール・ド・ブアール氏。その二人が、ボルドーで高品質なブランドを生産したいという発想から、葡萄の栽培から醸造までを指導して、特別なボルドーワインを造りました。ワインに付けられた彼ら自身の名前が、その自信の程を表しています。最高のテロワールを持つ最高の畑を選び、畑でとても多くの仕事をしています。葉を落としたり(7月と8月中旬)、葡萄の房を落したり(グリーンハーヴェスト)する作業は、葡萄の熟成を向上させ、完璧な衛生状態を維持する目的で行なわれます。 品種はメルロ70%、カベルネ・フラン30%で、フレンチオークの新樽にて12ヶ月熟成。
18度で抜栓、ワインは黒がかった濃いルビー色、グラスからは、木炭と微かにタールのようなニュアンス、ほんのりトース香を伴う黒スグリとブラックベリー、ラム肉、黒胡椒、丁子、そして粘土が混じり合った土壌のような香りも感じられます。口に含むと、バランスに優れたミディアム〜フルボディで、程よい濃度のエキスを感じ、果実味は完熟していながらごく自然な感じがあり、タンニンはその果実味を邪魔しない程度に口中に広がり、酸度はやや低めで、シイタケやマッシュルームといった大地の風味と、ヨードのような海からの風味、さらに胡椒と丁子のニュアンスを伴う完熟黒スグリとプルーン、半生のラム肉、そして心地よいトースト味と上品なヴァニラの味わいが実に見事に混じり合っています。3,000円クラスの品質を持っています。これはお値打ち。度数13%。2009/4/14

14765 REINE BLANCHE 2003 St.Emilion Grand Cru 3080
レヌ ブランシュ サンテミリオン グランクリュ
デスパーニュ家所有のシャトー。ポムロールとの境に極近いサンテミリオン北部に位置し、面積は約6haです。このシャトーは1955年にフランソワ・デスパーニュの叔父が購入しました。テロワールは、グラン・コルバン・デスパーニュとほとんど同じ粘土と砂利質土壌となっており、鉄分も含んでいます。収穫は手摘みで行い、熟成には最初にステンレスタンクを使い、その後樽で行われます。品種の割合は、メルロ60%とカベルネ・フラン40%となっています。 18度で抜栓、ワインは黒紫がかった濃いルビー色、グラスからは、八角(スターアニス)のニュアンスを伴う軽〜くローストした黒スグリ、薄くなめした皮革、ほのかにヴァニラ、湿った土、そして微かにアイロンを想わせるような鉄っぽい香りも感じられます。口に含むと、エレガントな口当たりのミディアムボディで、タンニンは粉のようにキメ細かく、酸度はやや低めですがボディの中心に十分なミネラル感があり、その中心から上品な果実味がフワリと広がっていくような感覚で、八角と丁子のニュアンスを伴うピュアな黒スグリとブラックベリー、黒い石、薄くなめした皮革、甘草、そしてほんのりヴァニラパウダーのような味わいが感じられます。飲んでいて疲れず、1本完飲。度数13%。2008/2/13

14766 CLOS DU JAUGUEYRON 2003 Haut Medoc 3350
クロ デュ ジョゲロン オー メドック
若手醸造家ミシェル・テロン氏(南仏出身)のワイン。彼はボルドー大学で醸造学を学び、1993年からオー・メドックとマルゴーでワイン造りを始めました。その後、南仏の両親の畑も継承し現在に至っています。南仏ラングドックらかのワインはドメーヌ・ド・クーテルとして、オー・メドックとマルゴーのワインはクロ・デュ・ジョゲロンの名でリリースしています。 このワインの品種の割合は、カベルネ・ソーヴィニヨン63%、メルロ28%、プティ・ヴェルド2%、残りはカベルネ・フランその他品種で7%となっています。
17度で抜栓、ワインは黒紫がかったルビー色、グラスからは、半生のラム肉のようなニュアンスを伴う熟してピュアなカシスとブラックチェリー、プラム、ほんのり湿った土壌、そして微かな黒胡椒の香りが感じられます。口に含むと、とてもピュアな果実味を持つミディアムボディで、サテンのようなタンニンがあり、酸度はやや低めですが果実味に十分な瑞々しさがあり、香りと同じく半生ラム肉のような風味を伴う熟してすこぶるピュアなカシスとブラックチェリー、甘やかなプラム、ヴァニラパウダー、上品な黒胡椒、さらさらとした土、そして柔らかなミネラルの味わいが感じられます。実に美味しい。かなり気に入ってしまいました。度数12.5%。2008/2/16

  


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