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●2009 ブルゴーニュ(赤)●

15533 BOURGOGNE PASSETOUTGRAIN "Cuvee V" 2009 Ballot Millot 1380
ブルゴーニュ パストゥグラン "キュヴェ V"
バロ ミロ
ムルソーにあるドメーヌ。蔵の歴史は17世紀まで遡る事ができますが、2001年よりシャルル・バロ氏が切り盛りしています。畑はムルソー、ヴォルネー、ポマール、ボーヌに計12haを所有し、除草剤は一切使用していません。収穫は100%手作業で行い、天然酵母による発酵を行っています。熟成期間は約18ヶ月で、新樽の使用比率はヴィラージュ品で20%、プルミエ・クリュの白で25%、プルミエ・クリュの赤で30〜40%となっています。 このワインはムルソーに所有する畑から収穫されたガメ(50%)とピノ(50%)から造られています。
16度で抜栓、ワインは暗いルビーレッド色、グラスからは、最初に赤紫蘇と堅い鰹節のような香りが感じられ、5分ほどするとラズベリージャム、砂糖で漬け込んだ甘いブラックチェリーとプラム、そして薫り高い紅茶と赤い花びらのような香りが前面に現れてきます。口に含むと、果実味豊富なミディアムボディで、ふくよかなタンニンを程よく含み、酸は柔らかく、赤紫蘇のニュアンスを伴う熟して甘みを感じるラズベリーとブラックチェリー、熟したプラム、鰹のタタキを想わせるような柔らかな赤身肉、そしてフワリと漂うような軽快なヴァニラの味わいも感じられます。素直に美味しい。恵まれた収穫年らしく果実味が前面に出ています。度数12.5%。2011/2/21 ※シンセティックコルク採用。

15797 BOURGOGNE PASSETOUTGRAIN 2009 Gerard Raphet 2080
ブルゴーニュ パストゥグラン
ジェラール ラフェ
モレ・サン・ドニに本拠地を置くジェラール・ラフェは、ドメーヌとしては新しいものの、すでに父親ジャン・ラフェのころから25年間一緒にワイン造りを行っているベテランです。2002年に世代交代し、現在は息子のジェラール・ラフェがドメーヌを運営しています。 パストゥグランは、親父ジャン氏の時代にもほとんど造られなかったキュベです。ピノ・ノワール種とガメイ種を使用していますが、ピノ・ノワールはモレ・サン・ドニ区画のもを使用しています。 16度で抜栓、ワインは明るくて澄んだルビーレッド色、グラスからは、皮革、ドライフラワー、レッドペッパー、パプリカ、葉巻、そして乾燥させた赤スグリのような香りが感じられ、次第に熟していながらも澄んだプラムと赤チェリーのコンポート、そして薫り高い赤い花びらのような香りが現れてきます。口に含むと、さらりと流れるような口当たりのライトボディで、小粒の赤系果実を想わせるような果実味はピュアで優しく、酸も優しくエレガントで果実味と馴染んでいて、微かに感じるタンニンはさらさらとしていて、小粒の赤チェリーとアセロラ、小梅、梅茶漬け、赤紫蘇、薄切り生赤身肉、そして出し汁のような味わいが感じられます。エレガント。マグロなどの赤身の刺身にもOKです。度数12.5%。2011/11/24

15790 BOURGOGNE Rouge "Couvent des Jacobins" 2009 Louis Jadot 2180
ブルゴーニュ ルージュ "クーバン デ ジャコバン"
ルイ ジャド
クーバン・デ・ジャコバンというルイ・ジャド社の古い酒庫の名を冠されたブルゴーニュ・ルージュ。同社の「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」と同じく、このワインもピノ・ノワール種を使用し、醸造過程も同じで、葡萄の供給元(契約栽培農家)のみ若干異なるそうです。 16度で抜栓、ワインは赤茶と赤黒が混じったような暗いルビーレッド色、グラスからは、ほんのり皮革とスパイスのニュアンスを伴う熟れた赤チェリーと赤スグリ、赤身肉、乾燥させた赤い花びら、紅茶、そして出し汁のような香りが感じら、次第に鉛筆のような香りが現れてきます。口に含むと、贅肉を削ぎ落としたようなスリムなミディアムボディで、ミネラル感十分で、タンニンも存在感があり、程よい酸と共にワインの骨格を形成していて、削り節のような風味を伴う赤チェリーと赤スグリ、シガー、ヴァニラ、スモークした赤身肉、炭、そして鉛筆のような味わいが感じられます。クラシカルな造りです。お料理と共に。度数13%。2011/11/18

15762 BOURGOGNE GRAND ORDINAIRE "Pivoine" 2009 Domaine Chevrot 2280
ブルゴーニュ グラン オルディネール "ピヴォワヌ"
ドメーヌ シュヴロ
ドメーヌ・シュヴロは、ブルゴーニュのコート・ドールの南の玄関口、シェイイ・レ・マランジュ村にある造り手です。シュヴロの持つ畑の多くは2億3000年〜1億7500年前の後期トリアス紀と前期ジュラ紀の粘土と石灰の混合土からなり、非常に葡萄栽培に適した土壌となっています。 このワインは、硫黄散布を避けたガメイ種の古樹(樹齢70年以上)から造られています。ピヴォワヌとはラベルに描かれている牡丹を意味しています。
16度で抜栓、ワインは黒紫がかった濃いめのルビー色、グラスからは、鉛筆の芯のようなニュアンスを伴う熟していながらクリアな感じもあるブラックチェリーと黒スグリ、紫色の花びら、黒系香辛料、お香、そして硯石を想わせるようなミネラルの香りが感じられます。口に含むと、贅肉を感じさせない凛としたミディアムボディで、瑞々しく自然体な酸と程よく目の詰まったタンニンがあり、ミネラル感も十分でワイン全体の焦点が定まっていて、鉛筆を噛んだ時のような硬めの木と芯の風味を伴う熟して瑞々しい黒スグリとブラックチェリー、プラム、ヴァイオレットフィズ、香辛料、微かにサラミ、そして濡れた硯石を想わせるようなミネラルの味わいが感じられます。素晴らしい。度数12.5%。2011/10/23

15761 BOURGOGNE Pinot Noir 2009 Robert Sirugue 2380
ブルゴーニュ ピノ ノワール
ロベール シルグ
1960年に創業した小規模なドメーヌ。所有する畑はA.C.ヴォーヌ・ロマネの約4haを筆頭に、A.C.ブルゴーニュとA.C.パストゥグランがそれぞれ約2ha、アリゴテが約1ha、A.C.シャンボール・ミュジニーに0.28ha、ヴォーヌ・ロマネの1級プティ・モンに0.6ha、そして特級グラン・エシェゾーに0.13haとなっています。畑ではリュット・レゾネを実践し、収穫は人員を動員し全て手作業で行っています。 A.C.ブルゴーニュの畑はクロ・ド・ヴージョの下のレ・コンブという区画を中心に4ヶ所に点在し、総面積は約2haほどあります。3〜5年使用した樽で1年間熟成させた後、ステンレスタンクでアッサンブラージュして、1ヶ月寝かせてからビン詰めされています。通常は18ヶ月樽熟させますが2009年は12ヶ月に短くしています。 16度で抜栓、ワインはやや明るめのガーネットルビー色、グラスからは、赤色と紫色の花びら、ピュアなプラム、赤スグリ、そしてほんのり雨上がりの森林または大地のような香りが感じられ、次第に紅茶のような香りが現れてきます。口に含むと、優しく、ソフトな口当たりのミディアムボディで、酸はエレガントで果実味にしっとりと溶け込んでおり、タンニンは丸くまろやかで、シルク生地のようなニュアンスを伴うピュアで軽快なプラムとチェリー、赤スグリ、アセロラ、微かに赤紫蘇、そして紅茶のような味わいが感じられます。飲んでいて疲れないですね。度数12.5%。2011/10/22

15798 BOURGOGNE Rouge 2009 Gerard Raphet 2680
ブルゴーニュ ルージュ
ジェラール ラフェ
モレ・サン・ドニに本拠地を置くジェラール・ラフェは、ドメーヌとしては新しいものの、すでに父親ジャン・ラフェのころから25年間一緒にワイン造りを行っているベテランです。2002年に世代交代し、現在は息子のジェラール・ラフェがドメーヌを運営しています。 このA.C.ブルゴーニュは、ジュヴレイ・シャンベルタンの格落ち葡萄を用いて造られています。 16度で抜栓、ワインは明るくて澄んだルビーレッド色、グラスからは、赤い花のツボミ、パプリカ、赤スグリ、そして微かに鰹節のような香りが感じられます。口に含むと、サラサラとした口当たりのエレガントなライト〜ミディアムボディで、パストゥグランより若干タンニンの量が多いもののサラサラ感は十分あり、酸はエレガントで浮ついた感じが無く、小梅と削り節、出し汁、ピュアな赤チェリーとプラム、赤紫蘇、そして鰹のタタキを想わせるような味わいが感じられます。全体的には薄味ながら、繊細&ピュアな果実味がしみじみと感じられ、非常に好感が持てます。素材を活かした繊細な味付けの料理には特に良いです。度数12.5%。2011/11/24

15740 MARSANNAY Rouge "Coeur D'Argile" 2009 Frederic Magnien 3350
マルサネ ルージュ "クール ダルジール"
フレデリック マニャン
フレデリック・マニャンは1969年にモレ・サン・ドニ村のドメーヌ・ミシェル・マニャンの5代目として生まれました。17歳から畑やカーヴで父の手伝いをしながら、ボーヌにある醸造学校でワインを学んでいます。シャサーニュの造り手ジャン・ノエル・ガニャールでも働き、ブルゴーニュのワイン造りの基本を学び、さらにカリフォルニアのカレラ、オーストラリアのバンノックバーンなどにも醸造研修に出かけています。 1993年に実家に戻り、父ミシェルのドメーヌを任されるようになり、それまで収穫した葡萄の大半を協同組合に持ち込んでいたのを止め、元詰めに専念するようになりました。1995年には自分の理想のワインを造るため、自身の名を冠したネゴシアンワインの生産に乗り出す事となりました。ネゴシアンである事を最大限に活かしながら、限りなくドメーヌに近いワイン造りを行っています。 発酵前に約15度で低温醸しの後、野生酵母のまま発酵を開始、アルコール発酵が終了するとワインは小樽に移され熟成。基本的にノンフィルターでビン詰めされます。テロワールの違いを明確に表現するため、A.C.ブルゴーニュからグラン・クリュまで、醸造方法や樽の比率、熟成期間はほとんど変わらないそうです。
16度で抜栓、ワインはやや明るめのルビーレッド色、グラスからは、赤い花びら、ピュアな赤スグリとアセロラ、紅茶、赤身肉、そして微かに梅鰹のような香りが感じられ、次第にプラムのような香りが前面に現れてきます。口に含むと、つるりとした口当たりのピュアなライト〜ミディアムボディで、ボディの中心に小さな透明カプセルを想わせるような澄んで丸みのあるミネラル感が存在し、その中からピュアな果実味と瑞々しい酸が染み出てくるような感覚で、タンニンはさらりとエレガントで、赤紫蘇のようなニュアンスを伴う赤スグリ、小梅、そして梅茶のような味わいが感じられ、香りと同じく次第に瑞々しいプラムのような味わいが前面に現れてきます。澄んだ旨味があり、とてもエレガントな香りと味わいです。度数13%。2011/9/23

15819 BEAUNE 1er Cru 2009 Louis Jadot 5850
ボーヌ プルミエクリュ
ルイ ジャド
名門ルイ・ジャドが、生まれ育ったボーヌのテロワールに敬意を表し、創業150年であり傑出年であった2009年ヴィンテージのボーヌ・プルミエ・クリュのワイン17種をブレンドして造った限定品です。名匠ジャック・ラルディエールの巧みなブレンド技術により、それぞれのプルミエ・クリュ畑の個性が見事に調和されています。
16度で抜栓、ワインは微かに赤黒がかった暗いルビーレッド色、グラスからは、小粒のブラックチェリーと赤スグリ、赤い花のツボミ、胡椒をまぶした赤身肉、微かに皮革、そして小梅の香りが感じられ、次第に甘い香りを放つ赤い花びら、そしてシュガーパウダーをまぶしたブラックチェリーとプラムのような香りが現れてきます。口に含むと、しなやかで、ビロードのような口当たりのミディアムボディで、フワッと漂うような果実味と極めてシルキーなタンニンがあり、酸はソフトで丸く、すんなりと果実味に馴染んでいて、イチゴミルクを使用したソフトキャラメル、砂糖をまぶした完熟ブラックチェリー、熟れたプラム、ストロベリーティー、ビスケット、ビロード生地、そしてシュガーパウダーのような味わいが感じられます。美味。時間経過とともに香り味わいともに開いていきます。度数13.5%。2011/12/10

15837 GEVREY CHAMBERTIN "Cuvee Vieilles Vignes" 2009 Philippe Charlopin Parizot 8380
ジュヴレイ シャンベルタン "キュヴェ ヴィエイユ ヴィーニュ"
フィリップ シャルロパン パリゾ
アンリ・ジャイエの弟子という事もあり、極めて注目され続けている造り手。ドメーヌはジュヴレイ・シャンベルタン村にあり、自然なワイン造りを信条とし、天然酵母で発酵させ、補酸は行わず、ビン詰め直前までオリ引きをせず樽熟成をさせています。清澄処理や濾過も行っていません。 16度で抜栓、ワインは黒紫と赤紫が混じり合ったような色合い、グラスからは、最初にレザー、香辛料をたっぷり練り込んだサラミ、そして黒い石のようなやや硬めのミネラル香が感じられ、次第にヴァニラビーンズのニュアンスを伴う熟したカシスとブラックチェリーの香りが現れてきます。口に含むと、なめらかさと力強さを兼ね備えたミディアム〜フルボディで、タンニンは丸みがありながらギュッと凝縮された感じがあり、酸は多すぎず少なすぎず絶妙な量で、ヴェルヴェット生地のような感触を伴う完熟カシスと完熟ブラックチェリー、プラムの一番搾り、タルト生地、そしてカシスソースを混ぜたヴァニラクリームのような味わいが感じられます。美味。果実味がしっかりと感じられ、若飲みしても非常に美味しい。さすがです。度数13%。2012/1/15

●2008 ブルゴーニュ(赤)●

15534 BOURGOGNE Pinot Noir 2008 Arnaud Chopin 1680
ブルゴーニュ ピノ ノワール
アルノー ショパン
2008年産よりラベルデザインが新しくなりました。ニュイ・サン・ジョルジュのコンブランシアン村にある若手生産者で、5代目にあたるアルノー・ショパンが中心となってワイン造りをしています。現在、ニュイ・サン・ジョルジュやシャンボール・ミュジニーなど9つのアペラシオンに計13haの畑を所有しており、極力農薬の使用を避けるリュット・レゾネで栽培しています。生産量の90%が赤ワインとなっています。赤ワインはすべて樽(ヴォージュ産のフレンチオーク、内30%が新樽)で熟成させ、基本的にフィルターを通しませんが、収穫年によって清澄作業のみ行います。A.C.ブルゴーニュは6ヶ月の樽熟です。
16度で抜栓、ワインはやや赤茶がかったザクロ色、グラスからは、ピュアで瑞々しいプラム、コケモモ、チェリー、そしてバラのような香りが優しくフワリと感じられます。口に含むと、ライト〜ミディアムボディで、エレガントで、瑞々しく、ツルリとした綺麗なミネラル感も備えており、タンニンと酸はさらりとしていて、香りと同じくピュアで瑞々しいプラムとコケモモ、そして赤いチェリーの味わいに、ローズヒップティー、ほんのり赤紫蘇と小梅、そして出し汁のようなニュアンスが加わります。ピノ・ノワールの良さがとても良く出ています。エレガント!度数12.5%。2011/2/22

15493 BOURGOGNE Rouge "Les Perrieres" 2008 Simon Bize et Fils 2580
ブルゴーニュ ルージュ "レ ペリエール"
シモン ビーズ エ フィス
現当主はパトリック・ビース氏で、奥方は日本人の千砂さん。1880年からの歴史あるドメーヌを大切に引き継いでいます。ブルゴーニュ・ルージュ「レ・ペリエール」の畑は約2haで、半分は1971年、残り半分は1981年に植え付けされたピノ・ノワール種から構成されています(この畑はオート・コートの名を名乗ることもできる)。栽培から醸造まで、全く他のクリュと同じ方法で大切に造り上げています。年間平均生産量は約600ケース。
16度で抜栓、ワインは真っ赤に熟したザクロのような色合いに微かに赤茶が混じり合ったような色合い、グラスからは、上品な香辛料と微かにハーブのニュアンスを伴う赤スグリ、赤い花のツボミ、ドライフラワー、干した赤身肉、そして堅い鰹節のような香りが感じられます。口に含むと、焦点の定まったカチリとした構造のミディアムボディで、球体感のあるミネラルがボディの中心に存在していて、過不足のないタンニンと酸はそのミネラル感にピッタリと合体していて、厚めの透明ガラスのような硬質感とクリアな質感を伴う瑞々しくも締まりのある赤スグリと赤チェリー、ホワイトリカーで軽く漬け込んだ小梅、プラム、そしてコツンと堅い鰹節と澄んだ出し汁のような味わいが感じられます。08年産のペリエール・ルージュはクリアで芯のある仕上りです。このような造りのワインは予想外に長く熟成したりします。度数12.5%。2011/1/22

15791 BOURGOGNE Rouge 2008 Rossignol Trapet 2750
ブルゴーニュ ルージュ
ロシニョール トラペ
ジュヴレイ・シャンベルタンでも名高い区画の持ち主として知られたルイ・トラペには子供が2人いました。子供2人に畑を均等に相続させると、長男はジャン・ルイ・トラペを始め、ロシニョール家に嫁いだ娘は夫と共にロシニョール・トラペを始めました。 もともと名高い区画の持ち主として知られたトラペの畑を受け継いでいますので、テロワールの持つポテンシャルは十分。さらに孫のダヴィとニコラが参加し、若い情熱を葡萄栽培に注ぎ、1997年にはビオディナミでの栽培を始め、現在ではフランスの公的な認証であるエコセールやABマーク(有機農産物認定マーク)を取得しています。
16度で抜栓、ワインは赤紫と赤黒がかった暗いルビー色、グラスからは、木綿生地と皮革、そして白胡椒のようなニュアンスを伴う赤スグリ、桑の実、赤い花びら、軽く焼いた赤身肉、次第にヴァニラパウダーをまぶしたプラムと紅茶のような香りが現れてきます。口に含むと、ふくよかな口当たりのミディアムボディで、絹のような質感のタンニンが果実味の中に溶け込んでいて、酸も柔らかく、まろやかで、ヴァニラパウダーと石灰のようなニュアンスを伴う熟したプラムとチェリー、スモークした赤身肉、なめした皮革、そしてタバコのような味わいが感じられます。果実味、タンニン、酸の各要素が調和しています。美味しい。度数13%。2011/11/19

15535 COTE DE NUITS VILLAGES "Vieilles Vignes" 2008 Arnaud Chopin 3150
コート ド ニュイ ヴィラージュ "ヴィエイユ ヴィーニュ"
アルノー ショパン
ニュイ・サン・ジョルジュのコンブランシアン村にある若手生産者です。5代目にあたるアルノー・ショパンが中心となってワイン造りをしています。現在、ニュイ・サン・ジョルジュやシャンボール・ミュジニーなど9つのアペラシオンに計13haの畑を所有しており、極力農薬の使用を避けるリュット・レゾネで栽培しています。生産量の90%が赤ワインとなっています。赤ワインはすべて樽(ヴォージュ産のフレンチオーク、内30%が新樽)で熟成させ、基本的にフィルターを通しませんが、収穫年によって清澄作業のみ行います。樹齢60年のピノ・ノワールから造られるコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ。 16度で抜栓、ワインは微かに赤茶がかった暗いルビーレッド色、グラスからは、胡椒と乾燥ハーブのニュアンスを伴う赤スグリ、ドライチェリー、ドライフラワー、そしてビーフジャーキーのような香りが感じられ、次第にカラメルとクリームとコーヒーを混ぜたような香りがジワリジワリと現れてきます。口に含むと、軽やかなミディアムボディで、ジュワリと染み込むような酸があり、タンニンは柔らかく、スパイシィなビーフジャーキーのようなニュアンスを伴う赤スグリとドライチェリー、紅梅、梅鰹、そしてドライトマトのような味わいが感じられます。食欲を増進させてくれる味わいです。酸がしっかりとしていますので熟成能力もあり。度数13%。2011/2/25

15497 SAVIGNY LES BEAUNE "Les Bourgeots" 2008 Simon Bize et Fils 3680
サヴィニー レ ボーヌ "レ ブルジョ"
シモン ビーズ エ フィス
シモン・ビーズのレ・ブルジョは、1963年と1974年に植え付けされたピノ・ノワールから造られています。所有する畑(計5ha)の位置がロワン川を挟みボーヌ側とヴェルジュレス側に分かれているため、双方の特徴を兼ね備えたサヴィニーワインに仕上がると言われています。年間平均生産量は2000ケース。 16度で抜栓、ワインは赤茶がかった淡いガーネット色、グラスからは、ミネラリィな香りの中に、赤い花、赤スグリ、そして微かな香辛料のニュアンスが感じられ、時間経過&温度上昇に伴い、砂糖漬けストロベリーと熟れたプラムのような香りが前面に現れてきます。口に含むと、澄んだ果実味とクリアなミネラル感が主体となったミディアムボディで、タンニンはさらりとしていながらも凛としていて、酸は多過ぎず少な過ぎずとても自然体に感じ、鰹チップのようなニュアンスを伴う瑞々しい赤スグリと赤チェリー、ホワイトリカーで軽く漬け込んだプラムと小梅、半生の赤身肉、濃いめのローズティー、そして梅こぶ茶のような味わいも感じられます。“和”の美味しさを感じる08年のブルジョです。度数13%。2011/1/27

15540 POMMARD 2008 Thierry Violot Guillemard 4680
ポマール
ティエリー ヴィオロ ギィマール
所有畑はポマールを中心に僅か5ha、年産約2,200ケース、そしてその大部分がフランス国内の熱心な愛好家へ販売されるためメディア露出が少ないドメーヌ。現在50代半ばのティエリー氏は20年数年前に生死をさまよう交通事故に会い、70回以上にも及ぶ手術を経て現在でも足に後遺症が残るという壮絶な過去を持つ人物です。事故の影響が彼の人生観を変え、今日の自然なワイン造りへと繋がっています。ティエリー氏のこの村名ポマールは買い葡萄によって造られています。 16度で抜栓、ワインは赤茶と赤紫が混じり合ったルビー色、グラスからは、熟していながらもピュアな赤チェリーと赤スグリ、フランボワーズ、砂糖水で漬け込んだ小梅、赤い花びら、微かに紫蘇の葉、そして少し鉄分を含んだミネラルの香りが感じられます。口に含むと、香りと同じく、熟していながらも非常にピュアな果実味を持つミディアムボディで、タンニンはビロードのような感触があり、酸は至って自然体です〜っと口中に溶け込み、ビロード生地のようなニュアンスを伴う熟してピュアな赤チェリーと赤スグリ、クランベリー、プラム、濃いローズティー、霜降り赤身肉とその肉汁、微かに梅鰹、出し汁、そして微かに湿ったオークのような味わいも感じられます。旨い。飲んでいて癒されます。度数13%。2011/3/7

15501 SAVIGNY LES BEAUNE "Les Fournaux" 1er Cru 2008 Simon Bize et Fils 4950
サヴィニー レ ボーヌ "レ フルノー" プルミエクリュ
シモン ビーズ エ フィス
シモン・ビーズが所有するフルノーの面積は1ha。東向き斜面で1961年の植え付けとなっています。年間平均生産量350ケース。 16度で抜栓、ワインはザクロ色がかった明るめのルビーレッド色、グラスからは、最初に大理石と堅い鰹節のようなニュアンスを伴うプラムとチェリーの香りが感じられ、次第にシュガーパウダーをうっすらとまぶしたプラムとチェリー、赤い花びら、そして紅茶のような香りが現れてきます。口に含むと、骨組みのしっかりとした澄んで締まりのあるミディアムボディで、小さな丸い石がころころと転がるようなミネラル感があり、酸は凛としていて、キュッと固めた赤身肉のようなニュアンスを伴う瑞々しいプラムと赤チェリー、クランベリー、ローズティー、鰹節、そして小梅のような味わいが感じられます。エレガントで澄んだ感じがありながらも内には力強さを秘めています。寿命が長そう。度数13%。2011/1/29

15503 SAVIGNY LES BEAUNE "Aux Vergelesses" 1er Cru 2008 Simon Bize et Fils 5380
サヴィニー レ ボーヌ "オー ヴェルジュレス" プルミエクリュ
シモン ビーズ エ フィス
サヴィニーの丘上部、南東向き斜面に位置する畑オー・ヴェルジュレス。シモン・ビーズが所有する面積は3haで、1946年(1ha)、1968年(1ha)、1978年(1ha)の植え付けとなっています。年間平均生産量1200ケース。長期の熟成に応えてくれるワインとなります。 16度で抜栓、ワインは赤紫がかったやや明るさの感じられるルビーレッド色、グラスからは、最初に赤い花のツボミのような香りが感じられ、飲み進める内に熟れたプラムと赤イチジクのような香りがジワリジワリと現れてきます。口に含むと、エレガントで、すらりとしたミディアムボディで、ボディの中心には金属製スプーンを口中にくわえたようなミネラル感があり、とてもキメ細かなタンニンと繊細な酸がそのミネラル感にカチリと張り付いているような感じで、瑞々しいプラムと赤チェリー、赤スグリ、アセロラ、濃いめのローズティー(次第にヴァイオレットティーも)、紅梅と紫蘇の葉、そして鰹のタタキを想わせるような味わいが感じられます。飲み頃の絶頂が10とすると、このワインは2011年の時点で2か3ぐらい。これからが楽しみなワインです。度数13.5%。2011/1/31

●2007 ブルゴーニュ(赤)●

14875 BOURGOGNE Pinot Noir 2007 Domaine Chevrot 2380
ブルゴーニュ ピノ ノワール
ドメーヌ シュヴロ
ドメーヌ・シュヴロは、ブルゴーニュのコート・ドールの南の玄関口、シェイイ・レ・マランジュ村にある造り手で、17ha、12種類のワインを生産するドメーヌです。シュヴロの持つ畑の多くは2億3000年〜1億7500年前の後期トリアス紀と前期ジュラ紀の粘土と石灰の混合土からなり、非常に葡萄栽培に適した土壌となっています。平均樹齢は35年で古い木になると樹齢80年にもなります。収穫は全て手作業にて行い、除草剤は一切使わず、畑の一部を馬によって耕作を行なっています。
16度で抜栓、ワインは赤紫がかった暗いルビー色、グラスからは、コンポート状のプラムとブラックチェリー、ほんのりヴァイオレットと完熟ブルーベリー、そして粘土が混じり合った土壌のニュアンスが感じら、次第にヨードと黒オリーブのようなニュアンスも現れてきます。口に含むと、滑らかな口当たりのミディアムボディで、サテンのようなタンニンを含み、酸はいたって自然な感じがあり、砕いた黒胡椒と丁子のニュアンスを伴う果皮の厚いブラックチェリーとプラム、スグリ、軽くスモークした肉、ほんのり粘土混じりの土とハーブ、そして黒オリーブのような味わいが感じられます。実に美味しい。熟成能力も感じられます。度数12.5%。2008/7/18
※2009/3/17 入荷分より価格改定(旧:2,680円)。かなりお求めやすくなりました!

15318 BOURGOGNE Pinot Noir 2007 Frederic Magnien 2650
ブルゴーニュ ピノ ノワール
フレデリック マニャン
フレデリック・マニャンは1969年にモレ・サン・ドニ村のドメーヌ・ミシェル・マニャンの5代目として生まれました。17歳から畑やカーヴで父の手伝いをしながら、ボーヌにある醸造学校でワインを学んでいます。シャサーニュの造り手ジャン・ノエル・ガニャールでも働き、ブルゴーニュのワイン造りの基本を学び、さらにカリフォルニアのカレラ、オーストラリアのバンノックバーンなどにも醸造研修に出かけています。 1993年に実家に戻り、父ミシェルのドメーヌを任されるようになり、それまで収穫した葡萄の大半を協同組合に持ち込んでいたのを止め、元詰めに専念するようになりました。1995年には自分の理想のワインを造るため、自身の名を冠したネゴシアンワインの生産に乗り出す事となりました。ネゴシアンである事を最大限に活かしながら、限りなくドメーヌに近いワイン造りを行っています。 発酵前に約15度で低温醸しの後、野生酵母のまま発酵を開始、アルコール発酵が終了するとワインは小樽に移され熟成。基本的にノンフィルターでビン詰めされます。テロワールの違いを明確に表現するため、A.C.ブルゴーニュからグラン・クリュまで、醸造方法や樽の比率、熟成期間はほとんど変わらないそうです。
16度で抜栓、ワインは紫がかったやや明るめのルビーレッド色、グラスからは、清潔なオークのニュアンスを伴うチェリーと赤スグリ、バラの花びら、ナツメグの香りが感じられ、次第にプラムとヴァニラの混じり合った香りが前面に現れてきます。口に含むと、膨らみのあるミディアムボディで、ピュアな果実味とエレガントな酸とタンニン、そして樽の風味がとても上手く調和しており、清楚なヴァニラのニュアンスを伴うブラックチェリーと赤スグリ、瑞々しいプラム、紅梅、オレンジピール、そして微かに削り節のような味わいが感じられます。美味しいA.C.ブルゴーニュです。度数13%。2010/8/3

15104 BOURGOGNE Pinot Noir "Vieilles Vignes" 2007 Joseph Voillot 2680
ブルゴーニュ ピノ ノワール "ヴィエイユ ヴィーニュ"
ジョセフ ボワイヨ
ヴォルネー、ポマール、ボーヌ、ムルソーに計10haの畑を持ち、本拠地はヴォルネーにあります。5世代前より続き、ドメーヌ名であるジョセフ・ヴォワイヨは先代名、現在はジョセフの娘婿であるジョン・ピエール・シャルロ氏がドメーヌを仕切っています。シャルロ氏は以前、ボーヌのネゴシアン「シャンソン」に醸造家として参加、その後ボーヌCFPPAの講師を勤めながら義理父ジョセフ氏と共にワイン家業に従事、ジョセフ氏の引退後、100%ドメーヌに従事しています。 畑仕事はリュット・レゾネで、年に2〜3回の耕作作業を施しています。各クリュごとにタンクで醸造され、浸漬は3〜4日、その後平均32℃で温度制御されます。マセラシオン期間は12〜14日、アペラシオンとヴィンテージによって異なります。樽での発酵は16〜18ヵ月間、新樽を25%の比率で使用し熟成。シャルロ氏が生み出すワインは「美しい果実味」を愛する人にとって嬉しくなる造りです。「ピノに色を求めない」と自ら言い切る彼のワインは、確かに濃い色ではありませんが、色合いとは関係なく、長期熟成のポテンシャルを有しています。
16度で抜栓、ワインは明るいルビーレッド色、グラスからは、ツルリとしたミネラル香を伴う赤い花のツボミ、ほんのり赤スグリと小梅、そしてお出汁を想わせるような澄んだ香りが感じられます。口に含むと、香り同様、とても澄んだ果実味をもつライト〜ミディアムボディで、エレガントな酸とふくよかなミネラル感、そしてヴェルヴェッティな感触のタンニンが果実味とピッタリと結合しており、ヴェルヴェット生地のようなニュアンスを伴うピュアな赤スグリとチェリー、小梅、削り節、砂糖を一切入れていない紅茶、生の赤身肉、そして濡れた軽石のようなミネラルの味わいが感じられます。薄味の大変エレガントなピノです。やはり繊細な味付けの料理に合うでしょう。度数13%。2009/11/16

15122 MARSANNAY Rouge "Cuvee Saint Urbain" 2007 Jean Fournier 2950
マルサネ ルージュ "キュヴェ サン テュルバン"
ジャン フルニエ
1993年より既にリュット・レゾネを行っていた畑にビオロジーを導入、少しづつ広げ現在は100%ビオロジックへ転換しています。マルサネ村を中心に16ha所有する内、10haが樹齢40年以上という恵まれた高樹齢の葡萄を元に丁寧な畑仕事で収量を抑え、多彩なテロワールと収穫年の特徴を忠実に表現する事を主眼としています。そのワインは香味高く、しなやかで、調和の取れたエキス分が豊かでピュアな味わいを持っています。「アシェット」「ゴー・ミヨ」「ベタンヌ・ドゥソーヴ」などのメディア掲載も多数。若手醸造家の間でも人望が厚く、今後が楽しみな新世代醸造家です。 このワインは、マルサネ内に所有する複数の区画をブレンドしたベーシック・キュヴェです。サン・テュルバンとは、ドメーヌの隣にかつてあった修道院の名前から由来しています。
16度で抜栓、ワインは赤紫がかった暗いルビー色、グラスからは、最初に黒胡椒と黒スグリ、土と黒い石、そして微かにローストハーブのような香りが混じり合う全体的に閉じた香りが感じられます(時間が経過してからの香りは後述)。口に含むと、抜栓直後の硬めで閉じた香りから想像するほど味わいは硬くなく、程よい肉付きと骨格を備えたミディアムボディで、滑らかさと密度を備え、タンニンはなかなか厚みがあり、果実味の中にピュアなエキスを十分に含み、酸は全く過不足なく、皮革と黒胡椒のニュアンスを伴う熟していながら輪郭のあるブラックチェリーとプラム、紅梅、ブラックラズベリー、微かにイチゴクリーム、ヴァニラ、そしてスターアニスを想わせるような味わいが感じられます。グラスからは、次第に甘い香りを放つローソクのような香りや、ピュアなプラム、そして砂糖をまぶしたチェリーのような香りも現れてきます。10年くらいの熟成能力も十分備えていると思います。価格を超えた品質。度数13.5%。2009/12/6

15032 BOURGOGNE Pinot Noir Vieilles Vignes "Maison Dieu" 2007 Domaine Potel 3280
ブルゴーニュ ピノ ノワール ヴィエイユ ヴィーニュ "メゾン デュー"
ドメーヌ ポテル
ニコラ・ポテル氏が立ち上げた自身のドメーヌ。父ジェラール・ポテル(故人)と共にメゾン・ニコラ・ポテルを設立したのが1997年で、当初ニコラ氏本人はドメーヌの設立は考えていませんでした。それは、メゾン・ニコラ・ポテルが最高品質の葡萄を買い付け、醸造から手掛けるという限りなくドメーヌに近いコンセプトを持っていたからです。ただ、以前から自社畑(メゾン・デュー)を所有しており、その葡萄はメゾンのワインとして購入葡萄と一緒に扱われていました。やがて自社畑を買い足し、気候条件が難しく、生産者の力量が試される年となった2007年であるからこそ、新たな挑戦を決意しました。 16度で抜栓、ワインはガーネットがかったやや暗いルビーレッド色、グラスからは、コンポート状のプラムとチェリー、赤スグリ、赤い花びら、濃いめの紅茶、次第に半生の赤身肉とオレンジリキュールを少量使用したチョコのような香りも現れてきます。口に含むと、さらりとしていながらもふくよかな感触のライト〜ミディアムボディで、さらさらとしたキメの細かなタンニンが口中で優しく広がり、酸は瑞々しくかつマイルドで、なめした毛皮のようなニュアンスを伴う赤スグリとプラム、ドライチェリー、紅梅、生節、濃いローズティー、微かにドライハーブ、そして生赤身肉のような味わいが感じられます。クラシカルな仕上りだと思います。度数12.5%。2009/6/22 ※ロウキャップです。

15123 MARSANNAY Rouge "Clos du Roy" 2007 Jean Fournier 3450
マルサネ ルージュ "クロ デュ ロワ"
ジャン フルニエ
1993年より既にリュット・レゾネを行っていた畑にビオロジーを導入、少しづつ広げ現在は100%ビオロジックへ転換しています。マルサネ村を中心に16ha所有する内、10haが樹齢40年以上という恵まれた高樹齢の葡萄を元に丁寧な畑仕事で収量を抑え、多彩なテロワールと収穫年の特徴を忠実に表現する事を主眼としています。そのワインは香味高く、しなやかで、調和の取れたエキス分が豊かでピュアな味わいを持っています。「アシェット」「ゴー・ミヨ」「ベタンヌ・ドゥソーヴ」などのメディア掲載も多数。若手醸造家の間でも人望が厚く、今後が楽しみな新世代醸造家です。 クロ・デュ・ロワは、シュノーヴ村の由緒ある畑で、ブルゴーニュでは稀なグレーズ・リテというシャンベルタン・クロ・ド・ベーズやシャンボール・ミュジニー・レザムルーズと同様の土壌を持つと言われています。40%果梗を残して醸造しています。
16度で抜栓、ワインはやや明るさの感じられる赤紫がかったルビー色、グラスからは、最初に軽くローストしたハーブのニュアンスを伴うチェリーとやや硬めのミネラル香が感じられ、次第にローソクのような香りを伴う穏やかな香りを持つ紅茶のような香りが現れてきます。口に含むと、しなやかで、ツルリとした口当たりのライト〜ミディアムボディで、タンニンは非常に繊細で、少しビロードを想わせるような感触があり、酸も同じく非常に繊細で柔らかく、それらが熟してピュアな果実味と相まって口中でフワリと広がるような感覚があり、ビロード生地のようなニュアンスを伴うプラムとブラックチェリーの一番搾り、クランベリー、赤スグリ、濃いめの紅茶、ヴァニラパウダー、そして石灰を含む柔らかなミネラルの味わいが感じられます。エレガント。度数13.5%。2009/12/7

15328 SAVIGNY LES BEAUNE "Les Bourgeots" 2007 Simon Bize et Fils 3680
サヴィニー レ ボーヌ "レ ブルジョ"
シモン ビーズ エ フィス
シモン・ビーズのレ・ブルジョは、1963年と1974年に植え付けされたピノ・ノワールから造られています。所有する畑(計5ha)の位置がロワン川を挟みボーヌ側とヴェルジュレス側に分かれているため、双方の特徴を兼ね備えたサヴィニーワインに仕上がると言われています。年間平均生産量は2000ケース。 16度で抜栓、ワインは赤茶混じりの淡いガーネット色、グラスからは、微かな香辛料と生節のようなニュアンスを伴うチェリーのコンポート(少しリキュール漬けチェリーのようなニュアンスも)、プラム、リキュールで軽く漬け込んだ小梅、赤い花びら、そして柔らかなミネラル香が感じられます。ピノならではのとても繊細でエレガントな香りです。口に含むと、香り同様とても繊細でエレガントなライト〜ミディアムボディで、07年らしくワインを構成する要素全てが軽やかで、酸は瑞々しくカドがなく、タンニンはチラリと顔を覗かせるような感覚で量は少なめに感じ、少量の塩分を含む軟水と微かな香辛料のニュアンスを伴うチェリーとラズベリー、水分を多めに含むプラム、軽く砂糖浸けにした紅梅、そして赤紫蘇の葉を想わせるような味わいも感じられます。軽やかな中にシモン・ビーズの味筋がとても上手く表現されていると思います。飲んでいて飽きないですし疲れないです。度数12.5%。2010/8/16

●2006 ブルゴーニュ(赤)●

14847 BOURGOGNE Pinot Noir 2006 Francois D'Allaines 2580
ブルゴーニュ ピノ ノワール
フランソワ ダレン
当主フランソワ・ダレン氏(2008年時で47歳)は、高級樽の木材で有名なアリエで産まれ、ワイン醸造学の学者である祖父の影響で、幼い頃から美食の世界に興味を持ちました。コート・ダジュールのホテルで働き、25歳でワイン醸造学を学び始め、その後ボーヌのメゾンで技術責任者を務め、29歳でブルゴーニュに特化したワイン販売会社を立ち上げましたが、「心から売りたいワインには出会えなかった」という彼は、1996年に現在の本拠地であるドミニー(ムルソー近郊)に土地を購入。購入した土地と古い建物以外には何もなかった彼が、一から醸造設備を整え、ようやく自らのワイン造りが出来るようになったのは2001年でした。その間、地道にヴィニュロンとの厚い信頼関係を築き上げ、状態の良い区画の葡萄の買い付けが可能となりました。現在はコート・シャロネーズ地区からのワイン生産に重点を置いています。 このA.C.ブルゴーニュの赤は、厳選された粘土質土壌のオート・コート・ド・ボーヌ、ペルナン・ヴェルジュレスの平均樹齢40年の葡萄を使用し、15ヶ月樽熟成(新樽25%)させています。
16度で抜栓、ワインは明るいルビーレッド色、グラスからは、ミネラルとハーブのニュアンスを伴う澄んだ赤チェリーと小梅、そして赤い花びらのような香りが感じられます。口に含むと、さらりとした口当たりのライト〜ミディアムボディで、ボディの中心にふくよかなミネラル感が感じられ、そこにエレガントで優しい酸が結合していて、濃いめのローズティーのような風味を伴う瑞々しくピュアな赤チェリー、ストロベリーとクランベリー、ほんのりプラム、軟水のようなミネラル、そして清涼感あるハーブのような味わいが感じられます。ピュアな果実味がとても印象的です。度数12.5%。2008/6/14

14978 BOURGOGNE HAUTES COTES DE BEAUNE Rouge 2006 Rodolphe Demougeot 2580
ブルゴーニュ オート コート ド ボーヌ ルージュ
ロドルフ ドゥモジョ
親からの相続ではなく、自らの意志でワイン造りを始めたロドルフ・ドゥモジョ氏。彼は20代の初め、1992年にブルゴーニュのムルソー村に移り住み、ドメーヌをゼロからつくり上げてきました。極わずかな畑を丹念に手入れし、次第に協力者を得て葡萄畑を徐々に増やし、現在はブルゴーニュでも平均的な7.5haの栽培面積を所有するに至りました。発展途上ではあるものの既存のキュヴェはかなりのポテンシャルを備えています。 平均収量は35〜40hl/haと低めに抑え、低温マセラシオンと長期のアルコール発酵を基本としています。新樽率は20〜25%、樽熟成はオリと一緒に15〜18ヶ月間行い、清澄処理とフィルター処理をしないでビン詰めしています。
16度で抜栓、ワインはやや明るめの赤紫色、グラスからは、ほんのりチョークの粉と乾燥ハーブのニュアンスを伴う赤スグリ、ドライチェリー、砂質土壌、そして微かにヴァニラパダーのような香りが感じられ、次第に甘やかなプラムのような香りが現れてきます。口に含むと、シルキーな口当たりのライト〜ミディアムボディで、柔らかでエレガントな酸と、少しクリーミーな感じのキメ細かなタンニンが果実味にしっとりと寄り添っていて、ほんのり石灰のようなニュアンスを伴う軽く砂糖漬けにしたプラムとブラックチェリー、砂糖漬け紅梅、ヴァニラビーンズ、アニス、そしてヴァイオレットを想わせるような味わいが感じられます。飲み進める内にピュアな果実の甘みが前面に現れてきます。心和むワイン。度数13%。2009/2/7 ※シンセティックコルク採用。

14977 BOURGOGNE Pinot Noir "Vieille Vigne" 2006 Rodolphe Demougeot 2680
ブルゴーニュ ピノ ノワール "ヴィエイユ ヴィーニュ"
ロドルフ ドゥモジョ
親からの相続ではなく、自らの意志でワイン造りを始めたロドルフ・ドゥモジョ氏。彼は20代の初め、1992年にブルゴーニュのムルソー村に移り住み、ドメーヌをゼロからつくり上げてきました。極わずかな畑を丹念に手入れし、次第に協力者を得て葡萄畑を徐々に増やし、現在はブルゴーニュでも平均的な7.5haの栽培面積を所有するに至りました。発展途上ではあるものの既存のキュヴェはかなりのポテンシャルを備えています。 平均収量は35〜40hl/haと低めに抑え、低温マセラシオンと長期のアルコール発酵を基本としています。新樽率は20〜25%、樽熟成はオリと一緒に15〜18ヶ月間行い、清澄処理とフィルター処理をしないでビン詰めしています。なお、ドゥモジョのヴィエイユ・ヴィーニュは樹齢50年以上となっています。
16度で抜栓、ワインはやや明るめの赤紫/ガーネット色、グラスからは、赤い花びらを想わせるような香りに、紅梅、赤スグリ、硬い削り節、スターアニス、そして黒い石のようなミネラルの香りが感じられます。口に含むと、ツルリとしていながらシルキーなタッチのライト〜ミディアムボディで、球体感があり、口中に優しく広がるエレガントなタンニンと繊細な酸が非常に心地よく、焦点が定まっていながらも硬さを感じさせず、ヴァニラパウダーのようなニュアンスを伴うピュアで瑞々しいブラックチェリーと赤スグリ、シュガーパウダーをまぶした小梅、粉々に砕いたビスケット、チョーク、サテン生地、そして瑞々しいミネラルの味わいが感じられます。造りが非常に丁寧で、ピノ・ノワール種の持つ繊細な香りと味わいの側面が遺憾なく発揮されています。美味。度数13%。2009/2/6

14876 MARANGES "Sur le Chene" 2006 Domaine Chevrot 3680
マランジュ "シュル ル シェーヌ"
ドメーヌ シュヴロ
ドメーヌ・シュヴロは、ブルゴーニュのコート・ドールの南の玄関口、シェイイ・レ・マランジュ村にある造り手で、17ha、12種類のワインを生産するドメーヌです。シュヴロの持つ畑の多くは2億3000年〜1億7500年前の後期トリアス紀と前期ジュラ紀の粘土と石灰の混合土からなり、非常に葡萄栽培に適した土壌となっています。平均樹齢は35年で古い木になると樹齢80年にもなります。収穫は全て手作業にて行い、除草剤は一切使わず、畑の一部を馬によって耕作を行なっています。
16度で抜栓、ワインは赤紫がかったやや明るめのルビーレッド色、グラスからは、赤い花のツボミ、軽く砂糖漬けにしたチェリーとラズベリー、ほんわかとしたヴァニラ、そして赤身肉のような香りが感じられます。口に含むと、瑞々しい口当たりのミディアムボディで、十分な酸を含み、タンニンは微かに硬さがあり、中心にミネラル感があり、梅鰹のようなニュアンスを伴う澄んだ赤チェリーとラズベリー、アセロラ、濃いローズティー、赤身肉、石灰またはチョーク、ナツメグ、そしてアニスのような味わいも感じられ、次第に酸とタンニンが溶け込み始めると、さらりとした心地よい甘みを伴うプラムのような味わいも現れてきます。美味しい。度数13%。2008/7/19 『このピノ・ノワール種のブドウは、真夏の太陽の光を惜しむことのない南向きの、マランジュ村の3.5haの最良のテロワールから収穫されます。4〜5日間微調整されたタンクで低温発酵の後、約12〜15日アルコール発酵がなされます(その間、撹拌と品質チェックのための試飲が頻繁にされる)。そして、すべてのワインが15ヶ月間樫樽で熟成されます。ワインの名前は、"Sur le Chene(樫の木の上で)"という区画名から来ているように、かつて樫の木が隣接していた土地柄に由来していると言われています。長期熟成ができる素晴らしい可能性を持った、力強く、コクのあるワインです。』ドメーヌ・シュヴロの公式Webサイトより

14877 SANTENAY Pinot Noir 2006 Domaine Chevrot 3980
サントネー ピノ ノワール
ドメーヌ シュヴロ
このワインは、わずか0.81haの畑(平均樹齢45年)から収穫されたピノ・ノワールを使用し、マランジュと同じ方法で造られています。 16度で抜栓、ワインは赤紫がかった暗いルビー色、グラスからは、最初に清涼感あるハーブ、ミネラル、スグリ、そしてほんのり干し肉のような香りが感じられ、次第に砂糖漬けにしたブラックチェリーとベリー、そして微かにプルーンの香りが、穏やかに、そして着実に前面に現れてきます。口に含むと、ミディアムボディ(最初ライト寄りで、次第にミディアムへ)で、最初は豊富な酸とミネラル、わずかに収斂味と辛みを伴うタンニン、胡椒の風味を伴う瑞々しいスグリと赤チェリー、紅梅、濃いローズティー、軽くスモークした赤身肉、そしてさらさらとした土のような味わいが感じられますが、次第に酸が溶け込み始め、香りと同じく砂糖漬け又は軽く煮詰めたブラックチェリーとベリー、そしてプルーンのような味わいに変化していきます。このワイン、時間経過でどんどんバランスが良くなり、果実味も増し、さらにボディも出てくる印象です。熟成能力のしっかり備わった造りのしっかりとしたサントネです。おすすめ品。度数13%。2008/7/20

14811 SAVIGNY LES BEAUNE "Aux Clous" 1er Cru 2006 D'Ardhuy 3980
サヴィニー レ ボーヌ "オー クルー" プルミエクリュ
ダルデュイ
ダルデュイはコート・ドール全体に7つのグランクリュ、15のプルミエクリュを含め多彩なアペラシオンを所有する大ドメーヌです。始まりは1927年ですが、2002年までネゴシアンの“レーヌ・ペドック”の傘下にありました。2003年から元詰めを開始。その際、醸造長に就任したのが当時わずか29歳のキャレル・ヴォールユイス氏でした。彼の両親はジュラで“ヘンケ・ヴォールユイス”を運営しています。 キャレル氏は南半球を含め各地で修行した後、その天才的なセンスを見出されブルゴーニュにやってきました。彼の就任以降、ダルデュイの名はイギリス、アメリカで特に知られるところとなります。 畑ではリュット・レゾネを実践。影響を受けている生産者はDRCとDujac。彼らに倣い、ひとつの畑から除梗の有無による違いを研究すべく2つのキュヴェを生産するなど、現状に満足することなく、意欲的に研究を続けています。 サヴィニー村の北斜面に位置するオー・クルーからのワインで、樹齢は55〜60年。キャレル氏お気に入りの畑との事です。
16度で抜栓、ワインはやや明るさの感じられるルビーレッド色、グラスからは、最初に赤い花のつぼみを想わせるような控えめ(閉じ気味)な香りが感じられ、次第に鉄分を含む土壌のニュアンスを伴う赤チェリーと赤スグリ、梅、そしてヴァニラビーンズのような香りが現れてきます。口に含むと、軽やか〜な口当たりのミディアムボディ(ライト寄り)で、フワリとしたキメの細かなタンニンをまんべんなく含み、酸は柔らかく、軽やかなボディと上手く調和していて、粘土と鉄分を少し含んだ土壌のようなニュアンスを伴う甘やかなクランベリーと赤スグリ、ほんのり甘酸っぱいプラム、紅梅、少しオイルを塗った赤身肉、紫蘇、丁子、そして柔らかなヴァニラの味わいが感じられます。チャーミングな果実味が印象的。度数13.5%。2008/5/6

14848 MONTHELIE Rouge "Les Vignes Rondes" 1er Cru 2006 Francois D'Allaines 4350
  モンテリー ルージュ "レ ヴィーニュ ロンド" プルミエクリュ
フランソワ ダレン
当主フランソワ・ダレン氏(2008年時で47歳)は、高級樽の木材で有名なアリエで産まれ、ワイン醸造学の学者である祖父の影響で、幼い頃から美食の世界に興味を持ちました。コート・ダジュールのホテルで働き、25歳でワイン醸造学を学び始め、その後ボーヌのメゾンで技術責任者を務め、29歳でブルゴーニュに特化したワイン販売会社を立ち上げましたが、「心から売りたいワインには出会えなかった」という彼は、1996年に現在の本拠地であるドミニー(ムルソー近郊)に土地を購入。購入した土地と古い建物以外には何もなかった彼が、一から醸造設備を整え、ようやく自らのワイン造りが出来るようになったのは2001年でした。その間、地道にヴィニュロンとの厚い信頼関係を築き上げ、状態の良い区画の葡萄の買い付けが可能となりました。現在はコート・シャロネーズ地区からのワイン生産に重点を置いています。 このモンテリー1級は、ヴォルネー寄り、Clos des Chenesに続く粘土石灰質の畑から収穫された葡萄(平均樹齢30年)を使用し、12ヶ月樽熟成(新樽25%)させています。
16度で抜栓、ワインは赤黒がかった暗いルビーレッド色、グラスからは、濡れた黒い石のようなミネラル香の中に、赤スグリと赤い花のツボミのようなニュアンスが感じられます(香りは非常に穏やか)。口に含むと、ソフトな口当たりのミディアムボディ(ライト寄り)で、ふくよかでシルキーなタンニンが隅々に配置されていて、酸はいたって自然な感じで瑞々しく、ヴァニラビーンズを伴うピュアな赤スグリとブラックチェリー、クランベリー、紫蘇の葉、小梅、プラム、白胡椒、そしてほんのり鰹節のような味わいが感じられます。薄味のピュアな果実味とシルキーなタンニンがとても心地よいです。度数12.5%。2008/6/16

15147 SAVIGNY LES BEAUNE "Aux Vergelesses" 1er Cru 2006 Simon Bize et Fils 5850
サヴィニー レ ボーヌ "オー ヴェルジュレス" プルミエクリュ
シモン ビーズ エ フィス
サヴィニーの丘上部、南東向き斜面に位置する畑オー・ヴェルジュレス。シモン・ビーズが所有する面積は3haで、1946年(1ha)、1968年(1ha)、1978年(1ha)の植え付けとなっています。年間平均生産量1200ケース。長期の熟成に応えてくれるワインとなります。 16度で抜栓、ワインは赤茶の色調が混じり合ったやや明るめのガーネット色、グラスからは、軽く砂糖浸けにしたアンズ、干したプラムとチェリー、鰹節をふりかけた生の赤身肉、微か〜にロウソク、そしてリキュールで軽く漬け込んだ小梅のような香りが感じられます。口に含むと、スムースでビロードを想わせるような口当たりのミディアムボディで、タンニンはキメ細かくしなやかで、エレガントで優しさのある酸が果実味と融合していて、ビロード生地のようなニュアンスを伴う砂糖漬け干しアンズと干しプラム、軽くリキュール漬けにしたチェリーと梅、オリーブオイルをかけた生赤身肉、昆布やワカメに含まれる旨味(ヨード)、そしてフワリと広がるしなやかなヴァニラの味わいが感じられます。実に美味しい。飲んでいて癒されます。度数13.5%。2010/2/15

14983 VOSNE ROMANEE 2006 Robert Sirugue 6380
ヴォーヌ ロマネ
ロベール シルグ
1960年にロベール・シルグ氏が創業した小規模なドメーヌ。1985年からはロベール氏の子供達とともにドメーヌを運営しています(女性スタッフが多いそうです)。所有する畑はA.C.ヴォーヌ・ロマネの約4haを筆頭に、A.C.ブルゴーニュとA.C.パストゥグランがそれぞれ約2ha、アリゴテが約1ha、A.C.シャンボール・ミュジニーに0.28ha、ヴォーヌ・ロマネの1級プティ・モンに0.6ha、そして特級グラン・エシェゾーに0.13haとなっています。 平均樹齢は35年から40年で、畑ではリュット・レゾネを実践し、収穫は人員を動員し全て手作業で行っています。3年ほど前に選別機械を導入したことにより品質が飛躍的に向上しているようです。 シルグのA.C.ヴォーヌ・ロマネは、クロ・パラントゥに隣接しているレ・バボーを始め、10区画に分かれており、それらを上手くブレンドしています。新樽率は20%。
16度で抜栓、ワインは黒紫がかった暗いルビー色、グラスからは、丸い黒石を想わせるような綺麗なミネラル香を伴う熟してピュアなブラックチェリーとカシス、そして生赤身肉とその肉汁のような香りが感じられます。口に含むと、良い骨格と肉付きを備えたミディアムボディで、ボディの中心にミネラルの芯があり、瑞々しさを感じるほど良い酸と粉末状のようなキメ細かなタンニンが隅々に配置されていて、それらは突出することなく果実味と上手くバランスがとれており、軽くスモークした赤身肉とヴァニラパウダーのようなニュアンスを伴う熟したカシス、果皮の厚いブラックチェリー、なめした毛皮、丁子、スターアニス、すずり石、墨汁、そして鉛筆の芯を想わせるような味わいが感じられます。綺麗なエキスを含む精緻なワイン。美味。度数13%。2009/2/12

14988 VOSNE ROMANEE "Vieilles Vignes" 2006 Robert Sirugue 7680

長熟タイプ
ヴォーヌ ロマネ "ヴィエイユ ヴィーニュ"
ロベール シルグ
A.C.ヴォーヌ・ロマネに所有する10区画の内、樹齢60年の区画(0.4ha)から生まれるワインがこのヴィエイユ・ヴィーニュとなります。 16度で抜栓、ワインは赤黒がかった暗いルビーレッド色、グラスからは、黒胡椒とほのかなトースト香を伴う黒スグリ、スモーク肉、丁子、消し炭、黒い土壌、そして軽く焦がしたハーブのような香りも感じられます。口に含むと、ミディアムないし滑らかなフルボディで、程よく肥えた口当たりがあり、粉末状のようなキメ細かなタンニンが隅々に配置されていて、酸度はやや低めに感じ、スモーク肉とヴァニラパウダーのニュアンスを伴う軽くローストした黒スグリ、丁子と黒胡椒、なめした皮革、炭、微かに墨汁、乾燥ハーブ、そして少し粘土が混じった黒い土を想わせるような味わいが感じられます。10年は発展しそうなワインです。度数13%。2009/2/17

14997 CHAMBOLLE MUSIGNY "Les Mombies" 2006 Robert Sirugue 7580

長熟タイプ
シャンボール ミュジニー "レ モンビエ"
ロベール シルグ
このワインの新樽率は25%となっています。 16度で抜栓、ワインはやや明るめのルビーレッド色、グラスからは、赤い花のツボミ、胡椒とお香のニュアンスを伴うドライチェリー、赤スグリ、桑の実、微かに野鳥獣を想わせるような動物的な香り、そして軽く焦がしたようなオークの香りも感じられます。口に含むと、鮮やかなミディアムボディ(次第にフル寄り)で、口中に染み込むような果実のエキスとミネラル感があり、生き生きとした酸とタンニンの量も十分で、骨格がしっかりとしており、ヴァニラと黒胡椒そして丁子のニュアンスを伴うドライチェリーとドライラズベリー、スグリ、小梅、軽く焼いた牛肉とその肉汁、柔らかな皮革、シガー、そして土のような味わいも感じられます。長期熟成にも応えてくれそうな仕上がり。度数13%。2009/2/21

  


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