シャサーニュ・モンラッシェを代表する生産者の1つ。ベルナール・モレは、シャサーニュ・モンラッシェの名門モレ家の創始者クロード・モレの直系の子孫にあたり、同じシャサーニュ・モンラッシェのジャン・マルク・モレは兄弟です。ワインの改善のためには、今まで行ってきた手法を躊躇なく変えることができる思考の柔らかい持ち主で、接ぎ木を自ら行う造り手の一人でもあります。なお、ベルナール・モレ氏は2007年限りで引退し、2人の息子に公平に畑を相続することになっていますが、醸造の手ほどきは今後も続けていくそうです。
16度で抜栓、ワインは少し明るさの感じられるルビーレッド/ガーネット色、グラスからは、丁子とスターアニス、湿った土壌、軽く燻した赤身肉、ドライフラワー、葉巻、ヴァニラビーンズ、そして赤スグリとドライチェリーを想わせるような香りが感じられます。口に含むと、ほど良い肉付きのミディアムボディ(次第にフル寄り)で、口中をとらえるようなタンニンが隅々に配置されていて、酸も十分含みますが突出した印象はなく、ヴァニラと丁子を伴うドライチェリーと赤スグリ、紅梅、スモークした赤身肉、鰹節、タバコ、土、そしてミネラルの味わいが感じられます。クラシカルな造りのA.C.ブルゴーニュ。果実味の甘さというものはあまり感じませんが、これは造りのしっかりとした優良品。飲み飽きしないです。度数12.5%。2008/6/13 |