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●2003 ブルゴーニュ(赤)●
14464
BOURGOGNE PASSETOUTGRAIN "L'Exception" 2003 Michel Lafarge
¥
1990
ブルゴーニュ パストゥグラン "レクセプシオン"
本
ミシェル ラファルジュ
自然体に徹したワイン造りを行なっている生産者。設立は19世紀の初頭に遡り、元詰めも1930年代からと由緒あるドメーヌで、現在はミシェル氏とその息子フレデリック氏によって運営されています。ヴォルネーを中心に広さ10ha程の畑は、化学肥料や殺虫剤等に頼らず、手入れを小まめに、自然のバランスを生かした葡萄栽培が行なわれています(2000年よりヴィオディナミ)。造りも同様で、極力機械を排し、人手を主に、年毎の葡萄の出来に則した手法を取っています。葡萄本来の持ち味を生かすという点から、新樽率を25%程度(1級ではもう少し高率)に抑えています。 レクセプシオンと名付けられたこのワインは、ドメーヌのビン詰め開始60周年を記念して特別に造られたキュヴェで、畑はムルソーとヴォルネーの中間にあるそうです。
14度で抜栓後、16度からスタート。ワインは暗いルビーレッド色、グラスからは、丁子と乾燥ハーブ、微かに野鳥獣、消し炭、次第に甘草のニュアンスを伴う枯れ葉混じりの土、ふんわりとしたスグリとチェリー、そして柔らかなミネラルの香りが現れてきます。口に含むと、ソフトでふくよかなミディアムボディで、キメ細かなタンニンが隅々に漂っていて、酸は穏やかで、古いオークと腐葉土のニュアンスを伴うチェリーとスグリ、丁子と乾燥バジル、ジビエ、毛皮、そして木炭のような味わいが感じられ、次第にシイタケやマッシュルームなどのキノコ類と梅が混じりあったような香りと味わいが現れてきます。これは好き嫌いがはっきりと別れるでしょう。度数12.5%。2006/8/29
14402
COTE DE NUITS VILLAGES Rouge 2003 Arnaud Chopin
¥
2650
コート ド ニュイ ヴィラージュ ルージュ
本
アルノー ショパン
ニュイ・サン・ジョルジュのコンブランシアン村にあるドメーヌ(A. Chopin & Fils)。アンドレ・ショパンの時代はほとんど無名に近い存在でしたが、現在は5代目にあたるアルノー・ショパン氏が中心となってワイン造りを行っており、フランス国内では着実に評価を高めています。コート・ドール地区に9つのアペラシオン、計13haの畑を所有しており、生産量の90%が赤ワインとなっています。 栽培では農薬の使用を極力避けるリュット・レゾネ方式をとっています。 15度で抜栓後そのままセラーに1時間ほど置いておきスタートしました。ワインは暗いガーネット/ルビー色、グラスからは、キルッシュで軽く漬け込んだオレガノ、ターメリック、シナモン、そして柔らかなヴァニラのニュアンスが伴うプラムのコンポート、土、軽い獣香も混じりあっているようです。口に含むと、まろやかなミディアムボディで、オート・コート・ド・ニュイよりも少し酸とタンニンがのっていて、肥えた口当たりがあり、乾燥オレガノとクローブのニュアンスが伴うチェリーとフランボワーズのコンポート、熟れたプラム、土、軽くスモークした赤身肉、ヴァニラ、そしてほんのりジンジャーの味わいが感じられます。果実味はいたって自然な濃度で、香辛料またはハーブの独特の香りと味わいが印象的です。度数13%。2006/6/15
14335
MONTHELIE Rouge 2003 Paul Garaudet
¥
2880
モンテリー ルージュ
本
ポール ガローデ
モンテリーにあるドメーヌで、現当主はポール・ガローデ氏。父親であるジョルジュ・ガローデ氏の代はコント・ラフォンの契約栽培農家でした。モンテリーは、北にヴォルネー、南にムルソーという、赤と白の名醸地に囲まれた小さな村で、依然として知名度が低いため、大半はドメーヌ元詰めか地元の協同組合のワインとなっています。ポール・ガローデはモンテリー(2.1ha)を筆頭に、ヴォルネー、ポマール、ムルソー等に計10ha弱の畑を所有しています。間違いなくモンテリーを代表する生産者の1人と言えます。 14度で抜栓後、16度からスタート。ワインは2003年産らしく黒紫がかった濃いルビー色、グラスからは、黒胡椒を伴う軽く焦がした黒スグリ、乾燥させたブラックチェリー、肉または皮革、ほんのり醤油とヴァニラビーンズ、そして微かに乾燥ハーブの香りが感じられます。口に含むと、濃縮感を感じるミディアムボディで、肉付きが良く、噛めるような感覚のタンニンを豊富に含み、酸味は瑞々しさがあり、黒胡椒と丁子の風味を伴う乾燥させた黒スグリとブラックチェリー、土、スモーク肉、ヴァニラ、キルッシュで漬け込んだハーブ、そしてミネラルの味わいが感じられ、飲み進めるにつれ甘味とタンニンが増大します。造りのしっかりとしたモンテリーで、寝かせる価値も大いにあります。度数13%。2006/2/22
↓1〜2時間前の抜栓、もしくはデキャンタがおすすめです。
14352
BOURGOGNE Rouge 2003 Domaine de Montille
¥
2880
ブルゴーニュ ルージュ
本
ドメーヌ ド モンティーユ
現在モンティーユ家は「ドゥー・モンティーユ(2つのモンティーユ)」というメゾン名でネゴシアンワインも生産しておりますが、こちらはドメーヌ部門のワインとなります。モンティーユ家は、コート・ド・ボーヌのヴォルネー村に、17世紀後半のフランス革命前から居を構える旧家。領主として長く葡萄畑を所有してきたモンティーユ家のワイン造りの歴史は、フランソワ・ド・モンティーユの代(1920年後半)から始まりました。フランソワ氏がドメーヌでの元詰めを開始し、その後ユベール・ド・モンティーユ氏の代に確固たるスタイルを築き、1996年からエティエンヌ・ド・モンティーユ氏に引き継がれています。ワイン造りの手法は先代からほとんど変わっていないそうですが、栽培においては1991年にリュット・レゾネを採用、1997年からビオロジック(有機栽培)へ、そして現在はビオディナミとなっています。長熟なブルゴーニュを造り出しています。 このブルゴーニュ・ルージュは、道路が整備される以前はA.C.ポマールに格付けされていた区画で、さらにヴォルネーとポマールのデクラッセ(格下げ)が使用されています。
14度で抜栓後、試しに一口飲んでみると…、硬い。そのまま1時間ほど置いておき、今度は16度からスタート。ワインはやや明るさのあるルビーレッド色、グラスからは、もちろんまだギュッと固まったような状態ですが、新しいオーク樽から由来すると思われるミルキーなヴァニラ、アスファルト、砂糖をまぶしたブラックチェリーとベリー、甘草、シナモン、そしてほんのりハニーローストナッツのような香りも感じられます。口に含むと、引き締まったミディアムないしフルボディで、骨格がしっかりとしていて、目の詰まったようなタンニンがカチリと納められていて、酸度の過不足は全く感じられず、ボディの中心に図太いミネラルの芯があり、かつお節の塊のようなニュアンスを伴うブラックチェリーとフランボワーズ、小梅、濃いローズティー、スモークした赤身肉、丁子、シナモン、ナツメグ、オレンジピール、黒胡椒、そして甘やかなヴァニラの味わいが感じられ、余韻にじゅわりと染み込むようなエキスと微かに塩のニュアンスを感じさせてくれます。恐らく10年は熟成していく造りだと感じています。ここ数年の内にお楽しみいただく場合は、早めの抜栓、もしくはデキャンタを使用していただけますとそのポテンシャルを感じ取っていただけるはず。極めて丁寧な造りです。度数12.5%。2006/3/5
14443
FIXIN 2003 Vincent et Denis Berthaut
¥
3680
フィサン
本
ヴァンサン エ ドニ ベルトー
フィサン村にて6代に渡りワインを造り続けているドメーヌ。高めの温度で発酵後、大樽で15〜18ヶ月熟成させています。新樽の比率は控えめで、約20%となっています。骨格のしっかりとしたフィサンらしいフィサンを生み出しています。 15度で抜栓、香りが閉じていたのでそのままセラーに1時間ほど置いておき、16度でスタート。ワインはやや明るさの感じられるガーネット/ルビーレッド色、グラスからは、綺麗なミネラルと甘草のニュアンスを伴う甘やかなストロベリー、ほんのり甘栗、そして微か〜に蝋蜜(ロウミツ)のような香りが現れてきました。口に含むと、骨格のしっかりとしたミディアムボディ(ややフル寄り)で、ボディの中心に太いミネラルがあり、そのミネラルに酸がピッタリと結合していて、キメ細かなタンニンが隅々に配置されていて、引き締まった構造で、上品なヴァニラとローリエの風味を伴う赤スグリとドライチェリー、乾燥ストロベリー、白胡椒、そしてカチリと締まったミネラルの味わいが感じられます。良く熟成するワインだと思います。度数13%。2006/7/21
↓1〜2時間前の抜栓、もしくはデキャンタがおすすめです。
14403
SAVIGNY LES BEAUNE "Les Bourgeots" 2003 Simon Bize et Fils
¥
3980
サヴィニー レ ボーヌ "レ ブルジョ"
本
シモン ビーズ エ フィス
シモン・ビーズのレ・ブルジョは、1963年と1974年に植え付けされたピノ・ノワールから造られています。所有する畑の位置がロワン川を挟みボーヌ側とヴェルジュレス側に分かれているため、双方の特徴を兼ね備えたサヴィニーワインに仕上がると言われています。通常、シモン・ビーズでは赤ワイン用葡萄(ピノ・ノワール)の除梗を行いませんが、この年は樹齢が45年未満の区画はすべて除梗を行っており、さらに乾燥しきってしまった葡萄を丁寧に選果しています。収穫量大幅減により2003年産は蔵出し価格が上昇。 15度で抜栓、ワインは赤黒がかった暗いルビー色、グラスからは、スモーク肉、皮革、乾燥ハーブ、焼いた黒スグリ、ナッツ、そしてミネラルの香りが感じられ、しばらくそのままにしておくと、次第にスミレの花びらとストロベリーの甘やかな香りが現れてきます。口に含むと、程よく肥えた口当たりのミディアムボディで、ボディの中心にミネラルがあり、酸度不足は全く感じられず、果実味に瑞々しさがあり、飲み進める内にキメ細かなタンニンがジワリジワリと増えてきて、スモークした赤身肉のニュアンスを伴う熟したスグリと赤チェリー、鉛筆の芯、白胡椒と黒胡椒、乾燥ハーブ、皮革、そしてミネラルの味わいが感じられ、香り同様、次第に綺麗な甘味を伴うヴァイオレットとベリーの味わいが現れてきます。ここ5年以内にお楽しみいただく場合はデキャンタをお勧めいたします。度数12.5%。2006/6/17
14394
ECHEZEAUX Grand Cru 2003 Gros Frere et Soeur
¥
8950
エシェゾー グランクリュ
本
グロ フレール エ スール
ヴォーヌ・ロマネ村きっての名門グロ一族の血を引くドメーヌ。畑では有機肥料を用いますが、必要に応じて農薬を使用。低温浸漬を好まず、除梗後は果汁濃縮機にかけ、すぐに発酵を行います。樽熟成中に一度の澱引きもせずシュール・リーで熟成させ、ビン詰めの数ヶ月前に卵白で清澄しますが、フィルターは掛けていません。 グロ・フレール・エ・スールのA.C.ヴォーヌ・ロマネ(村名品)は、2001年産まではエシェゾーの区画から生産されていましたが、2002年産より同区画の中から古樹のみを選んで造られたキュヴェがエシェゾーとしてビン詰めされています。 15度で抜栓、ワインは黒紫がかった濃いルビー色、グラスからは、もちろんまだ全開ではありませんが、ロースト香を伴うギュッと潰した完熟カシス、オレンジブロッサム、微かにコアントローのニュアンス、皮革、スモーク肉、ヴァニラ、太いミネラル、そして黒胡椒とシナモンの、ギュッと濃縮された香りが感じられます。口に含むと、濃縮感のあるフルボディで、果実のエキスが抽出されていて、舌に染み込むような感覚があり、タンニンと酸も過不足なく備え、ローストした完熟カシス、煮込んだプラム、プルーン、スモーク肉、ヴァニラ、皮革、マンダリンの果皮、潰した黒胡椒、丁子、そしてミネラルの、厚みがあり、目の詰まったような味わいが感じられます。長い余韻。熟成によって花開くでしょう。度数14%。2006/6/3 ※肩ラベルの隅に元々小さなキズあり。
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