1706年よりワイン造りを始めたシェーファー家は、モーゼル中流域のグラッハ村にドームプロブストとヒンメルライヒ、ヴェーレン村にゾンネンウーア、あわせて約2.7haの畑を所有しています。一番若い樹齢でも25年位で、古い樹齢の樹に至っては「いつ植えたか分からない」というものもあり、特にヒンメルライヒの畑は区画整理が行われていないため植え変えておらず、古い樹が多くなっています。 このリースリングQ.b.A.は、2002年産まではグラッハー・ヒンメルライヒQ.b.A.として販売されていたワインですが、ヴィリ・シェーファーも加盟するV.D.P.(ドイツ高品質ワイン生産者連盟)の決定で、2003年産よりQ.b.A.に関しては畑名をラベルに明記することが出来なくなりました。畑名は明記されていませんが中身はグラッハー・ヒンメルライヒです。
6度で抜栓、ワインは光沢のある透き通った麦わら色、グラスからは、ガラスのようなクリアなミネラル香を主体に、ナッツと透き通った柑橘系果実の香りが感じられます。口に含むと、これまたクリアな構造のライトボディで、継ぎ目がなく、一枚のガラス(または薄い石英)のような感覚があり、果実味、酸、ミネラル、すべてが純粋で、ツルツルしたミネラル感を伴うピュアなグレープフルーツとグーズベリー、キウィ、砂糖を軽くまぶしたライム、シトラス、そしてほのかに白桃のような味わいも感じられます。美味。毎ヴィンテージ感心してしまいます。度数9%。2007/10/5 |