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●CHIANTI(キャンティ)●

15498 CHIANTI Riserva "Famiglia Terraccia" 2007 Baroncini 1050
キャンティ リゼルヴァ "ファミリア テラシア"
バロンチーニ
トスカーナ州のサン・ジミニャーノにある老舗。バロンチーニ家の歴史は今から約500年以上も前にさかのぼり、サン・ジミニャーノの地に1489年から所有権を得たという記録があるそうです。現在、ジャウレス・バロンチーニ氏と妻のイルヴァさん、そして子供達が経営を引き継いでいます。6つのカンティーナを所有しており、特定の銘柄に特化した生産者が多いトスカーナでは珍しく、幅広い銘柄を生産しています。 このワインは、サンジョヴェーゼ95%、カナイオーロ5%の割合で、温度を28度に保ちながら2日間ポンピングオーバー(タンク内のワインを循環させる作業)を行っています。オリ引きした後、発酵させ、1〜2ヶ月間オリと共に寝かせ、熟成は12ヶ月間樽で行っています。 18度で抜栓、ワインは濃い赤茶と微かにオレンジが混じり合った深いルビーレッド色、グラスからは、最初に線香を想わせるような香りがほのかに感じられ、しばらくすると、パプリカ、マッシュルーム、そして干した赤スグリと赤チェリーのような香りが現れてきます。口に含むと、膨らみのあるミディアムボディ(フル寄り)で、ほど良く肥えた果実味とソフトでキメ細かなタンニンが満遍なく広がり、酸は瑞々しさを保ち、ソフトなヴァニラとタバコのような風味を伴う赤スグリと乾燥チェリー、パプリカとドライトマト、干した赤身肉、そして土の付いたままのマッシュルームのような味わいが感じられます。飲み飽きのこないタイプで、特にトマト系パスタや肉料理に抜群と思います。コストパフォーマンスに優れたキャンティ。度数13%。2011/1/28

15489 CHIANTI "Villa di Monte" 2008 Grati 1080
キャンティ "ヴィッラ ディ モンテ"
グラーティ
グラーティ社が造るお値打ちキャンティ。葡萄品種の割合は、サンジョヴェーゼ90%、カナイオーロ7%、コロリーノ3%で、ステンレスタンクにて発酵後、同じくステンレスタンクでマロラクティック発酵と熟成を行い、その後コンクリートのタンクで半年以上熟成させています。 16度で抜栓、ワインは赤茶と赤紫が混じり合ったような色合い、グラスからは、スミレの花びら、しおれたバラの花びら、赤スグリ、湿った葉巻、桑の実、色々なハーブもしくは漢方薬、そして乾燥させた赤身肉のような香りも感じられます。この価格帯のキャンティとしては十分複雑な香りを備えていると思います。口に含むと、程よい肉付きのミディアムボディで、しなやかで瑞々しさもある酸とパウダー状のようなタンニンを含み、それらは果実味と上手く調和していて、丁子とヴァニラのニュアンスを伴う熟した赤スグリ、ヴァイオレットティー、乾燥させた赤身肉、なめした皮革、そして葉巻のような味わいが感じられ、次第に赤イチジクとプラムのような味わいも加わってきます。クラシカルなキャンティの味筋を遺憾なく発揮していると思います。度数12.5%。2011/1/18

15820 CHIANTI CLASSICO Riserva 2006 Castellare di Castellina 1950
キャンティ クラッシコ リゼルヴァ
カステラーレ ディ カステリーナ
カステラーレ・ディ・カステリーナは、1968年に5つの農家が提携してカステリーナ・イン・キャンティ村に設立されました。1977年に、現在のオーナーであり、有名な雑誌編集者でもあるパオロ・パネライ氏が所有してからこのワイナリーは大きな飛躍を遂げ、キャンティ・クラシコの中心部に所有する東南に面したすり鉢状の丘陵地にある33haのぶどう畑から、年間約25万本のワインを生産しています。
18度で抜栓、ワインは黒茶と赤黒が混じり合ったような色合い、グラスからは、湿った葉巻、お香、ヴァニラ、香辛料たっぷりの半生ビーフジャーキー、ドライプルーン、ドライトマト、ドライフラワー、炭、灌木、桂皮、そして丁字といった、複雑な香りが感じられます。口に含むと、落ち着きと深みを備えたフルボディで、沈み込むようなどっしりとした果実味があり、タンニンは根底からジワジワとわき上がるような感覚があり、酸は十分こなれていてカドがなく、ヴァニラとチョークのニュアンスを伴うドライプルーン、干しイチジク、煮詰めた黒スグリ、ヨード、干した赤身肉、丁子、葉巻、そして土が付いたままのマッシュルームとシイタケのような味わいも感じられます。深い味わい。これはお値打ち。度数13.5%。2011/12/11

15586 CHIANTI CLASSICO "Brolio" 2008 Barone Ricasoli 2380
キャンティ クラッシコ "ブロリオ"
バローネ リカソリ
キャンティ・クラッシコ地区に広がるブロリオの丘を拠点に、千年にも及ぶ歴史を持つリカソリ家。現在のキャンティの基礎を築き上げたのは「鉄の男爵」と呼ばれ、イタリア共和国の首相も努めたベッティーノ・リカソリ男爵でした。しばらく低迷期を迎えていましたが、現当主のフランチェスコ・リカソリ氏が多大なる努力と研究、そして惜しみ無い投資を行い、90年代初頭から年々品質が高まり始め、97年産を境にこの名門中の名門を見事に復活させています。 ブロリオは、同社のカステッロ・ディ・ブロリオのセカンドラベルにあたり、02年産から品質のレベルが格段にアップしています。
18度で抜栓、ワインは黒紫がかった濃いルビー色、グラスからは、黒胡椒、レザー、サラミ、トーストのニュアンスを伴う黒スグリとブラックチェリー、そして鉄分を多く含むミネラルの香りが感じられます。口に含むと、ミディアム〜フルボディで、フワリとした嫌みのない濃縮感があり、キメ細かさと力強さを兼ね備えたタンニンを豊富に含み、酸度は中くらいに感じ(次第に溶け込む)、ヴァニラとチョークの粉のようなニュアンスを伴う軽くローストした黒スグリとブラックチェリー、キルッシュで漬け込んだレーズン、軽く煮込んだプルーン、フカフカとした土が付いたキノコ、そしてスモーク肉のような味わいが感じられます。レベルの高い仕上りです。度数13.5%。2011/5/8

15418 CHIANTI CLASSICO 2008 San Giusto A Rentennano 2450
キャンティ クラッシコ
サン ジュスト ア レンテンナーノ
サン・ジュスト・レンテンナーノの名前は、エトルリア(イタリア西部にあった古国)を起源としています。蔵元は中世女性修道院として産声を上げ、サン・ジュスト・アッレ・モナッシュ(モナッシュは修道女という意味)と呼ばれました。1957年にエンリコ・マルティーニ・ディ・シガラに相続され、1992年にはエンリコの子どもに引き継がれ蔵元の運営を担っています。 醸造はセメント・タンクとステンレス・タンクで12日間行います。熟成は木樽を用い、75%は5ヘクトリットル樽、25%は7〜10ヘクトリットル樽で行っています。品種の割合はサンジョヴェーゼ95%、カナイオーロ5%となっています。
18度で抜栓、ワインは綺麗なルビーレッド色、グラスからは、最初に薄い皮革と山椒のようなニュアンスを伴う赤スグリと赤チェリーの香りが感じられ、次第にスミレのような香りと、砂糖浸けにしたバラの花びらのような香りが前面に現れてきます。口に含むと、繊細さを備えたミディアムボディ(次第にフル寄りへ)で、キメ細かくソフトなタンニンが隅々に配置されていて、酸は攻撃的なところがなく丸みを帯び柔らかで、パン粉のようなニュアンスを伴う熟して酸の少ない赤スグリと赤チェリー、砂糖漬けにしたスミレの花、スモークした赤身肉、そしてソフトなヴァニラの味わいが感じられます。バランスが良く美味しい。外交的で人懐っこい香りと味わいのキャンティです。度数14%。2010/11/6

15649 CHIANTI CLASSICO 2007 Fontodi 375ml 1850
375ml キャンティ クラッシコ 375ml
フォントディ
■375mlです。フォントディは1968年からマネッティ家によって所有されています。フォントディは当初サンジョヴェーゼ100%でも美味しいキャンティが造れるはずだと考え、サンジョヴェーゼ100%で生産しました。当時はこれを公表すれば法律違反となり、キャンティとして認められないため、しばらくは製法を内緒にしていました。やがて彼らに追随する者が現れ、サンジョヴェーゼ100%のキャンティが公然と出回るようになり、1996年に法律が改正されサンジョヴェーゼ100%のキャンティも認められるようになりました。 キャンティ・クラッシコは、所有地内の各畑から収穫したサンジョヴェーゼ100%を用い、土着の酵母を使用し、ステンレスタンクで28〜30度の温度管理の下、約2週間発酵させ、トロンセとアリエ産の小樽で12ヶ月熟成させています。

↓750ml ↑375ml

15650 CHIANTI CLASSICO 2007 Fontodi 2880
キャンティ クラッシコ
フォントディ
17度で抜栓、ワインは赤茶と赤紫混じりの暗いルビー色、グラスからは、白胡椒とチョークの粉のようなニュアンスを伴う完熟プラムとブラックベリー、サラミ、そしてアイロンを想わせるような鉄分の香りが感じられます。口に含むと、まろやかで膨らみのあるミディアム〜フルボディで、タンニンはシルキーで非常にキメが細かく、酸度は中〜やや低めに感じ、フワリ&トロリとしたエキスがジワリと広がり、粉末状にした白胡椒とヴァニラパウダーのようなニュアンスを伴う完熟プラムと完熟ブラックラズベリー、ブラックチェリー、ふかふかとした毛皮とスモーク肉、石灰を多く含むミネラル、甘草、そしてマッシュルームのような味わいも感じられます。度数14.5%。2011/7/14

●MONTEPULCIANO(モンテプルチアーノ)●

※このモンテプルチアーノは葡萄品種名です。

15419 MONTEPULCIANO D'ABRUZZO 2007 Barone Cornacchia 1380
モンテプルチアーノ ダブルッツォ
バローネ コルナッキア
コルナッキア家は、アドリア海に面するアブルッツォ州の海岸域にあり、北隣のマルケ州とのほぼ州境寄りにて600年以上代々続いている生産者です。全体で32haの畑を所有し、海抜240mの土地で葡萄が栽培されています。モンテプルチアーノ種の特徴を遺憾なく発揮したワイン造りを行っており、初めて日本に輸入された1991年産以来、根強い人気を誇っています。 葡萄品種はモンテプルチアーノ90%とサンジョヴェーゼ10%で、発酵は4〜5日の短期間で行い、タンクで熟成。その間3回オリ引きを行い、その後スラヴェニア産オーク樽で5〜6ヶ月熟成させています。
18度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強い濃密な色合い、グラスからは、黒胡椒と丁子のニュアンスを伴うカシスとブラックベリー、墨汁、そしてビーフジャーキーのようなスモークした肉の香りが感じられます。口に含むと、生き生きとしたミディアムボディ(次第にフル寄り)で、思わず噛んでしまいたくなるようなジュワリと口中に染み込むような果実味と酸があり、タンニンは必要十分で、スモーク肉と黒胡椒の風味を伴うブラック&ブルーベリー、ヨーグルトを少しかけたカシス、プルーン、そしてヴァニラの味わいが感じられます。飲んでいる最中に酸がまろやかになり、ワイン全体にふくよかさが現れてきます。良い仕上りです。度数13%。2010/11/7

15772 MONTEPULCIANO D'ABRUZZO "Casale Vecchio" 2010 Farnese 1880
モンテプルチアーノ ダブルッツォ "カサーレ ヴェッキオ"
ファルネーゼ
1本の葡萄樹あたり2房に制限するなど、徹底して収量を抑えた葡萄から造られています。タンクで発酵を行い、アリエ産のフレンチオーク樽で4ヶ月熟成させています。濃厚な果実味が特徴であったカサーレ・ヴェッキオですが、最近の造りは少し品の良さを備えているように感じます(度数も例年より0.5%低い)。 18度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強い濃密な色合い、グラスからは、熟し切ったブラックベリー、カシスリキュール、プルーン、黒胡椒、そして微かに桂皮のような香りも感じられます。口に含むと、程よい濃縮感を備えたミディアムボディで、酸は中くらいに感じ、果実味にジューシーさがあり、タンニンは果実味に覆われている印象で、熟して瑞々しいカシスとブラックベリー、グレープソース、ヴァニラ、白胡椒、桂皮、そして微かにマッシュルームのような味わいが感じられます。度数13%。2011/11/4

15629 MONTEPULCIANO D'ABRUZZO "Vigna Le Coste" 2005 Barone Cornacchia 2150
モンテプルチアーノ ダブルッツォ "ヴィーニャ レ コステ"
バローネ コルナッキア
コルナッキア家が産するプレステージワインの1つ。レ・コステの畑は、アドリア海から15kmの距離、海抜200mの高さにある南向き斜面の独立した単一畑で、樹齢は50年以上、土壌は石を多く含んだ石灰質で、とても水はけが良い環境となっています。 ポッジョ・ヴァラーノの畑と同じく、収穫は手摘みで行われ、30度前後の温度で発酵されますが、ポッジョ・ヴァラーノとは熟成方法が異なります。ポッジョ・ヴァラーノが500Lのフレンチオーク(新樽50%)で4〜5ヶ月熟成させるのに対し、レ・コステは500Lのスラヴォニア産の樽(全て旧樽)で14ヶ月ゆっくりと熟成させています。 18度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強い濃いルビー色、グラスからは、粗挽き黒胡椒とオレガノのようなニュアンスを伴う黒スグリとブラックラズベリー、スパイシーなビーフジャーキーとサラミ、そしてオークの香りが感じられます。口に含むと、筋骨たくましいミディアム〜フルボディで、口をすぼめるような生き生きとした酸とキュッと締まりのあるタンニンを含み、オークと黒胡椒を伴う黒スグリ、ブラックベリー、乾燥オレガノ、鉄分を含んだミネラル、そしてスパイシーなサラミのような味わいが感じられます。度数13.5%。2011/6/23

15665 MONTEPULCIANO D'ABRUZZO Colline Teramane "Vizzarro" 2005 Barone Cornacchia 2590
モンテプルチアーノ ダブルッツォ コッリーネ テラマーネ "ヴィッツァッロ"
バローネ コルナッキア
バローネ・コルナッキアの最高キュヴェに位置するワインです。畑はトッリ・ディ・ヌォーヴォにあり、標高240m、石灰質土壌で、面積はわずか5ha、樹齢は18〜25年です。日当りが良く、温度や風の条件も良い恵まれた条件下にあります。葡萄は10月中旬に収穫し、果皮とともに10日間マセラシオンし、ステンレスタンクで20〜25日間発酵させ、はじめに6ヶ月間タンクで、次にスラヴォニアの樽で14ヶ月、さらにアリエとヌヴェール産バリックで8ヶ月、最後にボトルで6ヶ月熟成させています。2003年がファーストヴィンテージで、生産量はわずか5,000本でした。ラベルに入っている絵はコルナッキア家の家紋です。
17度で抜栓、ワインは黒紫と黒茶が混じり合ったような濃密な色合い、グラスからは、オロロソシェリー、マルサラ、ポート、ビターチョコ、エスプレッソ、お香、薫製肉、ローストした樽、煮詰めた黒スグリとブラックベリー、そして丁子、桂皮、黒胡椒が混じり合ったような香辛料の香りが感じられます。豪華な香りです。口に含むと、フワリ&トロリとした口当たりのフルボディで、少しセメダインを想わせるような濃縮されたエキスとアルコールが感じられ、粉のようなタンニンを豊富に含み、酸は中くらいに感じ、煮詰めて焦げる寸前のカシスソース、プルーンエキス、長期熟成の紹興酒とマルサラ、フワリとしたヴァニラパウダーと白胡椒、丁子、ジビエ、溶かしたビターチョコ、そしてコーヒーリキュールを染み込ませたマシュマロのような味わいが感じられます。深い香りと味わいです。お見事。度数14%。2011/8/6

  


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