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15434 SAINT CHINIAN "Antonyme" 2009 Canet Valette 1530
サン シニアン "アントニーム"
カネ ヴァレット
現在このドメーヌでワイン造りに従事するマルク・ヴァレット氏は、父親の代からずっと生産者組合に売っていた自社畑の葡萄を1992年から自分たちの手で醸造し始めました。試行錯誤の努力を続けてより高い品質を目指し様々な模索を続けていましたが、1999年からビオディナミへ移行しました。 アントニームはムールヴェドルとサンソーを使用し、タンク発酵&タンク熟成です。 16度で抜栓、ワインは綺麗なルビーレッド色、グラスからは、熟していながらもピュアな木イチゴとシロップ漬けサクランボ、そしてプラムの、自然な甘みを伴う心地よい香りが感じられます。口に含むと、香りと同じく非常に柔らかくピュアな果実味が印象的なミディアムボディで、繊細でエレガントなタンニンと丸みのある優しい酸が果実味と上手く融合していて、シュガーパウダーをまぶした木イチゴとプラム、そして熟したブラックチェリーの味わいが感じられます。ワイン全体がとても自然な雰囲気を感じさせてくれます。美味しい。度数13%。2010/11/28

15701 PINOT NOIR Pays D'oc I.G.P. 2010 Chapelle des Fermes 1580
ピノ ノワール ペイ ドック I.G.P.
シャペル デ フェルム
ブルゴーニュ・ダヴァイエ村の生産者、ドメーヌ・ドゥー・ロッシュが南仏で手掛けるワイン。1986年創立以来、サン・ヴェランの名手といわれるドメーヌがシャルドネとピノ・ノワールの新たな可能性を捜し求め、冷涼なラングドックのリムー近郊に1997年に設立したのがシャトー・ダントニャックで、その廉価版ワインがこのシャペル・デ・フェルムです。 ラングドック地方のオード渓谷とピレネー山麓の近郊、リムーから近い場所の標高350〜500mの畑で葡萄が栽培されています。畑は粘土石灰質の土壌を持ち、冷涼な気候からゆっくりと葡萄が成熟し、バランスの優れたフレッシュでエレガントなワインが産まれます。ラベルにも描かれているシャペル・ド・フェルムは、地元の農家の人々が毎年収穫を祈願していたという教会です。
16度で抜栓、ワインは純粋で真っ赤に熟したザクロのような色合い、グラスからは、香り高い赤い花びら、甘い香りを放つ紅茶、とてもピュアなチェリーとプラム、そしてクランベリーのような、大変心地よい香りが感じられます。口に含むと、純粋でエレガントなミディアムボディ(ライト寄り)で、ピュアな果実味と瑞々しい酸、そして微かに感じるタンニンのバランスが抜群で、熟していながらもとてもピュアなチェリーとプラム、クランベリー、小梅キャンディ、梅ティー、ローズティー、赤紫蘇の葉、生赤身肉、そして微かに塩気を含むミネラルの味わいが感じられます。非常に美味。ピノ・ノワールの美点が遺憾なく発揮されています。2009年産同様、コストパフォーマンス抜群のピノ・ノワールです。度数13%。2011/9/12 ※シンセティックコルク採用。

15551 COTES DU RHONE Rouge Non Filtre 2009 Domaine D'Andezon 1580
コート デュ ローヌ ルージュ ノンフィルター
ドメーヌ ダンデゾン
ダンデゾンは、コート・デュ・ローヌでトップクラスの評価を得ているエステザルグ葡萄栽培者組合に加盟しているメンバーです。昔から自然に配慮した葡萄栽培を行っており、科学的なものに頼らないテッラ・ヴィティス(大地のワイン)と呼ばれる栽培方法をとっています。このワインはシラー100%から造られるコート・デュ・ローヌで、発酵をタンクで行い、清澄処理をせず、ノンフィルターでビン詰めしています。 16度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強い濃密なルビー色、グラスからは、黒胡椒と乾燥ハーブのニュアンスを伴う完熟カシスと完熟プルーン、スモーク肉、丁子、そして微かにターメリックのような香りも感じられます。口に含むと、果実味豊富なミディアムボディで、フワリ&トロリとしたエキスを含み、タンニンは非常にキメ細かく量も十分で、酸度は低く、粉末状にしたハーブと胡椒のニュアンスを伴う完熟カシスと完熟プルーン、厚い果皮を持ったグレープ、ブルーベリーのコンポート、半生の肉、そしてグレープ果汁を染み込ませたビスケットのような味わいも感じられます。相変わらず安定した品質で、安心してオススメできます。度数14%。2011/3/25

15574 MINERVOIS 2009 Chateau Maris 1630
ミネルヴォワ
シャトー マリ
シャトー・マリは、現在ロバート・エデン氏によって運営され、ミネルヴォワに40haの土地を所有しています。1998年にINAOによって承認されたA.O.C.ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエールのコミューンに位置しており、畑にはシラー、グルナッシュ、カリニャンが植えられています。その土地のエコシステム(自然農法)を出来るだけ保ち、ビオディナミ農法の原則に従って作られた堆肥(1996年以来、雌牛や羊の堆肥から作られた肥料)を用いています。 このワインは、シラー60%、グルナッシュ40%の割合で使用し、醸造はいたって伝統的な手法を用い、タンクで12ヶ月熟成させています。
16度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強い濃いルビー色、グラスからは、最初に黒胡椒とほんのり皮革のニュアンスを伴う熟したカシスとブラックチェリー、微かにローストハーブ、そして黒い土壌を想わせるような大地の香りが感じられ、次第にラム酒で漬け込んだレーズンとプラムのような香りが前面に現れてきます。口に含むと、柔らかな濃縮感を持ったミディアムボディ(次第にフル寄り)で、ふっくらとしたキメ細かなタンニンを十分含み、酸はやや乳酸タイプで、なめした皮革と石灰、そして微かにヨーグルトのようなニュアンスを伴う完熟カシスと完熟ブラックチェリー、軽く煮込んだプルーンとブルーベリー、ラム酒漬けのレーズン、黒胡椒と白胡椒、そしてカシスソースを塗ったローストビーフのような味わいが感じられます。長い余韻があります。度数14.5%。2011/5/2

15660 COTES DU RHONE Rouge 2009 Burle 1650
コート デュ ローヌ ルージュ
ビュルル
エドモン・ビュルル氏が2004年10月に他界し、その後三人の息子の内、次男フローランと三男ダミアンがドメーヌを引き継ぎましたが、品質低下のため、輸入元は04年産のA.C.コート・デュ・ローヌの買い付けをしませんでした。この事が二人に危機感を与えたようで、家を出ていた長男のベルナールが戻り、二人に畑の管理方法を教えるなど、三人でビュルルのワインを復活させることに取り組みました。グリーンハーベストや剪定など、エドモン氏の時代もやっていなかった畑仕事も行い、エドモン氏のワインに勝るとも劣らないワインを造り出してきました。 このA.C.コート・デュ・ローヌは、ヴァケラス、サブレ、ヴィオレの村から収穫されたグルナッシュ(70%、樹齢40年)とシラー(20%、樹齢20年)、サンソー(10%、樹齢15年)を使用し、別々に発酵させてからブレンドし、マロラクティック発酵させています。もちろん無清澄&無濾過でビン詰めされています。
16度で抜栓、ワインは透けて通らないような黒紫色、グラスからは、微かに獣香を伴う完熟した野生カシス、完熟プルーン、厚い果皮を持った完熟巨峰、レーズン、熟成肉、そして土壌と野生ハーブの混じり合った香りも感じられます。昔ながらのビュルルらしい野性的かつ自然体な香りです。口に含むと、きっちりと目の詰まった味わいのミディアムボディで、これまたビュルルならではの噛めるような感覚のタンニンと、微かに口中を刺激するような酸を含み、少しヌルリとした口当たりのプルーン、厚い果皮を持った野生カシス、レーズン入りヨーグルト、イースト、ブラックオリーブ、サラミ、そして砕いた黒胡椒とドライハーブの味わいが感じられます。野性的(自然体)なコート・デュ・ローヌで、昔からのビュルルファンにも満足いただけるはず。度数14.5%。2011/7/28

15404 LE GRAND "Black Sheep" Pinot Noir 2009 Hugh Ryman 1650
ル グラン "ブラック シープ" ピノ ノワール
ヒュー ライマン
ライマン・ワインズ社の代表を努めるヒュー・ライマン氏は、1980年代よりフランスでワイン醸造を学んだ後、オーストラリアに留学。そこで「葡萄本来の果実味・風味を生かすワイン造り」を確立し、現在まで12ヶ国でのワイン造りを手がけています。ブラック・シープ(黒いひつじ)がラベルに描かれたこのラングドック産ヴァン・ド・ペイは、ピノ・ノワールを100%使用し、タンクで発酵後、6ヶ月オーク樽で熟成させています。ちなみに「黒いひつじ」には、「変わり者」とか「へんくつ」といった意味があるそうです。 16度で抜栓、ワインは明るさの感じられるルビーレッド色、グラスからは、心地よいオークの香りが伴う赤チェリーと赤スグリ、そしてバラの花びらのような香りも感じられます。口に含むと、ソフトでしなやかな口当たりのライト〜ミディアムボディで、タンニンと酸はとても柔らかく、フワリと漂うような軽やかさがあり、オーク樽から由来すると思われる微かに皮革のようなニュアンスが伴う赤チェリーと赤スグリ、微かにザクロ、そして鰹の赤身のような味わいが感じられ、次第にほんのりと甘みを感じさせるヴァイオレット・ティーのような味わいが前面に現れてきます。繊細な味付けの料理にもいけるワインだと思います。度数13%。2010/10/31 ※スクリューキャップ採用。

15527 RASTEAU Cote du Rhone Villages "La Domeliere" 2009 Cave de Rasteau 1680
ラストー コート デュ ローヌ ヴィラージュ "ラ ドメリエール"
カーヴ ド ラストー
カーヴ・ド・ラストーは1925年に60名の栽培家により結成された生産者協同組合で、ローヌでは最も古いワイナリーの1つに数えられています。このワインは樹齢の古いグルナッシュ(約70%)とシラー(約20%)、そしてムールヴェドル(約10%)を使用して造られています。ラストーは2010年にコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュから単独AOCへの昇格がINAOより正式に認められています。 16度で抜栓、ワインは赤紫がかった濃いめのルビー色、グラスからは、熟していながらもピュアなカシスとブルーベリー、ヴァイオレット、そして微かにブラックオリーブとハーブの混じり合った香りも感じられます。口に含むと、フワリ&トロリとした口当たりのミディアム〜フルボディで、木綿のような感触のタンニンが豊富に含まれていて、酸度は低く、香りと同じく完熟していながらもピュアなカシスとブルーベリー、熟れたプルーン、濃いヴァイオレットティー、軽くスモークした肉、そしてブラックオリーブのような味わいが感じられます。非常にお値打ち。度数14.5%。2011/2/15

15105 COSTIERES DE NIMES Rouge "Cuvee Tradition" 2008 Mas des Bressades 1680
コスティエール ド ニーム ルージュ "キュヴェ トラディション"
マ デ ブレサード
現在このドメーヌを取り仕切っているのは1969年生まれの若きシリル・マレ氏。1996年に父親であるロジェ・マレ氏から完全に引き継いでいます。1960年代に父親が土地を購入し、まったく何もない荒地を葡萄畑にし、1970年代に入りワイン造りを始めています。赤、白、ロゼ、すべてにおいてお値打ちなワインを造り出しています。 キュヴェ・トラディションの赤は、グルナッシュ(50%)とシラー(50%)の割合で、100%除梗し、グルナッシュは3週間、シラーは10〜2週間、それぞれ別々のタンクで発酵を行い、3週間後にブレンドし、3月〜4月にビン詰めしています。果実味を生かすため樽は使用していません。 18度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強い濃厚なルビー色、グラスからは、甘草とイーストのニュアンスを伴うカシスリキュール、プルーン、熟し切ったブラックベリー、ほんのり野生ハーブ、そしてブラックオリーブのような香りも感じられます。口に含むと、濃縮されたミディアムボディで、少しトロリとした果実のエキスを含み、完熟タンニンは果実味に覆われていて、酸度は低く、カシスリキュールで漬け込んだ完熟ブラックベリー、プルーン、ミルクレープ、半生肉、甘草、そしてブラックオリーブの味わいが感じられます。濃いワインというのは沢山あると思いますが、この濃さは不思議と嫌味がないです。マ・デ・ブレサードはとにかくコストパフォーマンスに優れています。度数13.5%。2009/11/17

15616 COTES DU RHONE VILLAGES "Cuvee Sabrine" 2009 Andre Brunel 1850
コート デュ ローヌ ヴィラージュ "キュヴェ サブリーヌ"
アンドレ ブルネル
シャトーヌフ・デュ・パプの造り手として有名なブルネル氏のコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ。キュヴェ・サブリーヌは、トラヴァイヨンの所有畑の台地にある11haのヴィラージュの畑(平均樹齢45年)からの葡萄を使用し、ステンレスタンクで造っています。品種の割合は、グルナッシュ75%、シラー20%、サンソー5%で、収穫量は30hl/haに抑えています。 16度で抜栓、ワインは強い透けて通らないような黒紫の色調、グラスからは、カシスリキュール、完熟プルーン、熟し切ったブラックベリー、微かに獣香、そして雨上がりの森林の中にいるような大地の香りも感じられます。口に含むと、完熟果実味がたっぷりと含まれたミディアムボディで、少しフワリ&トロリとしたエキスがあり、タンニンも熟していてふくよかで、酸度はやや低めに感じ、カシスリキュールをたっぷりと塗った完熟ブラックチェリーと完熟ブラックベリー、完熟プルーン、レーズンバター、そして湿ったクッキー生地のような味わいが感じられます。果実味たっぷりです。度数14%。2011/6/2

15395 COTES DU RHONE "Les Quatre Terres" 2008 Domaine Santa Duc 1880
コート デュ ローヌ "レ カトル テール"
ドメーヌ サンタ デュック
イヴ・グラ氏によって営まれている傑出したドメーヌ。1985年に父親であるエドモンド・グラ氏が引退した際、イヴ・グラ氏が引き継ぎ、同時に自家葡萄園元詰めに転向しました。ジゴンダスの傑出した造り手として有名ですが、彼の造り出すコート・デュ・ローヌも普通ではありません。ヴァケラス、ロエックス、セギュレ、そしてラストーの「Les Quatre Terres(4つの土壌)」から収穫された葡萄で造られています。収穫は手摘みで、厳しく選別し、除梗せずに20日間アルコール発酵と醸しを行っています。グルナッシュはタンクで、シラーは樽で、オリと共に熟成させ、ブレンド後、フィルターを通さずビン詰めしています。品種の割合は、グルナッシュ60%、シラー30%、サンソー5%、ムールヴェドル2%、クレレット3%となっています。 17度で抜栓、ワインは赤紫がかったルビー色、グラスからは、甘い香りを放つスミレの花びらのような香りがフワーッと感じられます(この香りがとにかく印象的)。口に含むと、しなやかな口当たりのミディアムボディで、果実味、タンニン、酸、それぞれの質が良く、量的なバランスも非常に良くとれていて、ヴァイオレットリキュールを染み込ませたタルト生地、ブルーベリー、熟していながらも瑞々しいプラムとカシス、甘草、微かにサラミ、そして紫いもを想わせるような味わいも感じられます。美味しい。度数14.5%。2010/10/25

  


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