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※隣国のポルトガルワインも追加

●スペイン(赤)●

15614 NAVAELUS Merlot - Cabernet 2008 Navarra 1050
ナバエルス メルロ カベルネ ナバーラ
ナバエルスはボデガ・イヌリエータ(BODEGA INURRIETA)のセカンドラベルとなります。ワイン名のナバエルスは産地であるナバラからの造語です。ボデガ・イヌリエータはファルコスの町に近いナバーラ渓谷の中心に位置し、1999年に最初の葡萄樹が植えられました。海抜300〜475mの間の3つの違った高度に畑があり、それぞれが異なった土壌となっているそうです。メルロ(50%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(50%)を使用し、12ヶ月間オーク樽で熟成させています。 18度で抜栓、ワインは黒茶と黒紫が混じり合ったような深いルビー色、グラスからは、粗挽き黒胡椒とドライハーブのニュアンスを伴う黒スグリ、乾燥ブラックベリー、桑の実、ほんのりロースト香、そして鉄分を含んだミネラルの香りが感じられます。口に含むと、カチリと締まりのあるミディアムボディで、やや硬めのタンニンを程よく含み、口中に染み込むような感覚のしっかりとした酸があり、粗挽き黒胡椒のようなスパイシィなニュアンスを伴うスグリとブラックラズベリー、ドライチェリー、鰹のタタキ、ほんのり鉛筆、そして鉄分を含むミネラルの味わいが感じられます。酸がしっかりとしていますので熟成させても良い結果が出ると思います。度数14.5%。2011/5/31

15600 RAMON ROQUETA Tempranillo 2010 Catalunya 1250
ラモン ロケッタ テンプラニーリョ カタルーニャ
ローマ時代からワイン造りを行っているラモン・ロケッタの歴史は1199年から始まり、ワイン販売を行ったのが1898年からになります。その長年のワイン造りの知識や伝統は今日に至るまで受け継がれています。バルセロナから少し北に行ったところにあるプラ・デ・バジェスに畑を持ち、肥沃な土壌と恵まれた気候のもと、旧家伝来の方針を受け継ぎながら最新設備を取り入れ、高品質なワインを手頃な価格で提供することで評価の高いワイナリーになっています。 カタルーニャ地方ペネデスの北西に位置するプラ・デ・バジェスは僅か47人の葡萄栽培者の努力により1995年に創設されたD.O.です。小さい村が集まるこの産地は、近年成功を収める数少ない産地にひとつに数えられ、高品質で低価格と今後期待の持てる生産地です。 このワインはテンプラニーリョを100%使用し、3ヶ月樽熟させています。
18度で抜栓、ワインは赤紫がかった濃いめのルビー色、グラスからは、ライ麦パン、黒色の香辛料、木炭、長時間スモークしたサラミ、そして黒スグリの香りが感じられます。口に含むと、肥えた口当たりのミディアムもしくはフルボディで、少しフワリ&トロリとしたエキスとキメ細いタンニン(量は十分)が混じり合っていて、丸みのある酸は果実味をしっかりと支えていて、ムースチョコを塗った熟したブラックラズベリーとチェリー、ふんわりとした口当たりの完熟プラム、ベリーリキュールを少し染み込ませたスポンジケーキ、そしてフワリと柔らかなヴァニラの味わいが感じられます。美味しい。ライ麦パンとサラミだけでも最高に楽しめそう。度数13.5%。2011/5/21

14660
1250
モナステリオ デ サンタ アナ モナストレル "エイジド イン オーク" フミーリャ
ボデガス・カサ・デ・ラ・エルミタで造られるワイン。モナストレル(ムールヴェドル)種を100%使用し、フランスとアメリカのバリック樽(225L)で3ヶ月熟成させています。 16度で抜栓、ワインは深いルビーレッド色、グラスからは、軽いロースト香とヴァニラを伴う熟した赤スグリ、乾燥ハーブ、焼いた肉、炒ったコーヒー豆、そして少し湿った土のような香りも感じられます。口に含むと、ふくよかな口当たりのミディアムボディで、タンニンもふっくらとした感覚で、酸も柔らかく穏やかに感じ、腐葉土のようなニュアンスを伴う酸の少ない赤スグリとチェリー、柔らかなヴァニラ、潅木、干した赤身肉、そしてタバコのような味わいが感じられます。2004年産はどちらかというと果実味が前面に出たモダンな造りでしたが、2005年産はもっと風土の味わいを感じます。度数14%。2007/6/17 ※シンセティックコルク採用。

14956 PEDRERA Monastrell - Shiraz 2006 Jumilla 1350
ペドレラ モナストレル シラーズ フミーリャ
ボデガ・フアン・ジル(Bodegas Juan Gil)のワイン。1919年の設立以来、4世代に渡ってワインを造り続けてきたフミーリャの生産者で、現オーナーはミゲル・ジル氏。 フミーリャの地は夏40度に達するほど暑く、冬はしばしば氷点下に見舞われるほど寒さが厳しい大陸性気候で、年間3千時間もの日照量に恵まれますが、降雨量はわずか300ミリと非常に乾燥した土地です。ジル家の畑は標高700〜850mに位置し、土壌は石がゴロゴロとした砂っぽい石灰質土壌で痩せていますが、少ない雨を土壌にとどめるのに好条件となっています。 このワインはモナストレル75%(平均樹齢25年)、シラーズ25%(樹齢7年)の割合で、シラーズの収穫は9月、モナストレルは10月、どちらも手作業で行われました。発酵を行う前に14度で果皮浸漬、その後、アルコール発酵が終わるまで温度は24度に保たれ、品種ごとに別々のステンレスタンクにてマロラクティック発酵を行い、調合した後ビン詰めされています。
16度で抜栓、ワインは黒紫がかった濃いめのルビー色、グラスからは、湿った石を想わせるようなミネラル香、赤い花のツボミ、そして潰したブラックラズベリーのような香りが感じられます。口に含むと、木綿豆腐のような程よい厚みと絹ごし豆腐のような滑らかさ兼ね備えたミディアムボディで、少しブルゴーニュを想わせるような程よい酸があり、タンニンはヴェルヴェットのようで量は過不足なく、手のひらで潰した果皮の厚いブラックチェリーとブラックラズベリー、同じく果皮の厚いブルーベリー、熟したプラム、そして半生赤身肉のような味わいが感じられます。果実味が自然体で、口中で液体を転がしているとジワジワと旨味が出てきます。大変好印象。度数14%。2008/12/8 ※シンセティックコルク採用

15836 BODEGAS ATALAYA "Laya" 2009 Almansa 1380
ボデガス アタラヤ "ラヤ" アルマンサ
D.O.アルマンサは、内陸部の中で最も地中海寄りに位置しており、フミーリャ、アリカンテ、バレンシアに隣接しています。そのため、気候は大陸性の影響を受ける地中海性気候です。ボデガス・アタラヤは、アルマンサの街から北に3kmの場所にあります。畑の土壌は主に石灰質で、標高700〜1,000mに位置しています。栽培するのは主にガルナッチャとモナストレルで、収穫は手摘みで行っています。醸造はフランク・ゴンザレス氏が担当しています。 このワインはガルナッチャ・ティントレラ70%とモナストレル30%の割合で、発酵前に低温でプレマセラシオンを行った後、ステンレスタンクで発酵させています。熟成はフレンチオークの新樽で4ヶ月行っています。ノンフィルターで、清澄処理も行っていません。
16度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強い濃厚なルビー色、グラスからは、ナツメグと白胡椒のようなニュアンスを伴うスグリとアメリカンチェリー、砂鉄を含んだ土壌、そしてサラミのような香りが感じられ、温度が上がってくるとお香とヴァニラが混じり合ったような香りが現れてきます。口に含むと、エレガンスさを感じさせるスリムなミディアムボディで、さらりとした果実味にフワッとしたタンニンが溶け込んでいて、酸度は中〜やや低めに感じ、さらさらとしたヴァニラパウダーのようなニュアンスを伴う熟した黒スグリとブラックベリー、丁子、ローリエ、白胡椒、チョーク、そしてビスケットのような味わいが感じられます。時間経過とともにボディに膨らみが出てきます。このワイン、熟成能力も感じさせてくれます。お値打ち。度数14.5%。2012/1/13

15806 VINYES D'EN GABRIEL "L'Heravi" 2010 Montsant 1380
ビニェス デン ガブリエル "レラビ" モンサン
このワインは、ガルナッチャ(樹齢25年、60%)、カリニェナ(樹齢40年、20%)、そしてシラー(樹齢18年、20%)を用いています。18〜19度に温度管理したタンクで葡萄からアロマを抽出します。24時間果皮と果汁を一緒にし、その後、果皮と果汁を分離して17〜18度で果汁を発酵させます。オリを撹拌(バトナージュ)して20日間シュール・リーの状態にし、バトナージュを1日2〜3回行い、回数を徐々に減らしていきます。果皮の方はゆっくりプレスして質の良いタンニンを得ています。
18度で抜栓、ワインは透けて通らない濃密な黒紫色、グラスからは、色々な香辛料を練り混ぜたスパイシィなサラミ、乾燥させた紫や赤色の花びら、お香、スモークチップ、そして乾燥ラズベリーの香りが感じられ、次第にスパイシィさを伴う煮詰めたプルーンのような香りが現れてきます。口に含むと、驚くほどしなやかで、まろやかな口当たりのミディアムボディで、果実味の綺麗な濃縮感があり、酸は果実味に覆われていて、タンニンはシルキー&少しクリーミーな感触があり、フワリ&トロリとしたエキスを含む完熟ブラックラズベリーまたはラズベリーソース、プルーンエキス、イチジクの赤ワイン煮、リキュール漬けブラックチェリー、そしてハーブと香辛料を練り混ぜたソフトサラミのような味わいが感じられます。個性的で非常におもしろい赤ワインです。度数14%。2011/11/27

15563 THE TAPAS WINE COLLECTION Tempranillo 2008 Jumilla 1380
ザ タパス ワイン コレクション テンプラニーリョ フミーリャ
スペイン本土の南東部に位置するムルシア州のD.O.フミーリャ内にある生産者です。フミーリャは大変気候条件の良いエリアで、日照時間は長く、雨量は少ないというワインにとっては好立地となっています。近年までワイン産地としては出遅れていましたが、徐々にその条件の良さから再認識されている産地です。この生産者は早くから近代的な手法を取り入れ、モダンなワインを生産しています。ワイン名の“タパス”とは、現地の名物皿料理(色々な食材を串刺しにしたもの)を意味しています。ボトルをほぼ一周した巨大なラベル(縦:15.8cm, 幅:21.9cm)も必見です。
16度で抜栓、ワインはたっぷりと濃い黒紫色、グラスからは、ウォッカとカシスリキュールで漬け込んだブラックベリーとプルーンのような香りが感じられます。口に含むと、膨らみのあるフルボディで、キメ細かいタンニンが果実味の中に豊富に溶け込んでいて、酸度は低く、カシスリキュールとチェリーリキュールを染み込ませた弾力性のあるマシュマロ、完熟ブラックベリーと完熟プルーンのような味わいに、黒胡椒と白胡椒のようなスパイシィなニュアンスが混じり合っています。ラベルに描かれたタパスのレシピを試すも良し、サラミやビーフジャーキーなどのスパイシーな肉に合わせるも良し。気軽に楽しみたいモダンスタイルのスペインワインです。度数14%。2011/4/7 ※シンセティックコルク採用。

15601 RAMON ROQUETA Reserva Tempranillo Cabernet Sauvignon 2006 Catalunya 1520
ラモン ロケッタ レセルバ テンプラニーリョ カベルネ ソーヴィニヨン カタルーニャ
ローマ時代からワイン造りを行っているラモン・ロケッタの歴史は1199年から始まり、ワイン販売を行ったのが1898年からになります。その長年のワイン造りの知識や伝統は今日に至るまで受け継がれています。バルセロナから少し北に行ったところにあるプラ・デ・バジェスに畑を持ち、肥沃な土壌と恵まれた気候のもと、旧家伝来の方針を受け継ぎながら最新設備を取り入れ、高品質なワインを手頃な価格で提供することで評価の高いワイナリーになっています。 カタルーニャ地方ペネデスの北西に位置するプラ・デ・バジェスは僅か47人の葡萄栽培者の努力により1995年に創設されたD.O.です。小さい村が集まるこの産地は、近年成功を収める数少ない産地にひとつに数えられ、高品質で低価格と今後期待の持てる生産地です。 このワインはテンプラニーリョ70%とカベルネ・ソーヴィニヨン30%の割合で使用し、フレンチオークとアメリカンオークの樽で12ヶ月熟成させています。
18度で抜栓、ワインは赤紫と赤茶が混じり合う暗いルビー色、グラスからは、干したチェリーと赤スグリのリキュール漬け、砂糖漬けアンズ、高級シガー、微かにバルサミコ、そしてしおれたバラの花びらのような香りが感じられ、次第にムースチョコと微かにティラミスのような香りも加わってきます。口に含むと、ふっくらと肥えた口当たりのミディアムボディもしくは柔らかなフルボディで、タンニンと酸はこなれ始めていて落ち着きがあり、ベリーリキュールを染み込ませた熟成ライ麦パン、コンポート状のプラムとチェリー、溶かした液体状のチョコレート、微かにココアパウダー、ふかふかとした土、そしてふくよかで優しいヴァニラの味わいが感じられます。美味。度数13.5%。2011/5/21

15759 BERONIA Crianza 2007 Rioja 1580
ベロニア クリアンサ リオハ
ボデガス・ベロニア社は、リオハのワイン造りの中心地リオハ・アルタ地区に本拠を構える、シェリーで有名なゴンザレス・ビアス社が経営するワイナリーです。スペイン伝統の葡萄品種は、強い日差しと鉄分を含む荒々しい土壌で育まれ、驚くほど繊細な味わいのワインとなります。このワインは、テンプラニーリョ84%、ガルナッチャ13%、マスエロ(カリニャン)3%の割合で造られています。2年以上熟成のうち、約12ヶ月間以上樽熟成を行っています。 18度で抜栓、ワインは赤黒と赤茶混じりの暗いルビー色、グラスからは、お香、白胡椒や丁字などの香辛料、ワサビ、白木、シガー、ドライチェリー、乾燥赤スグリ、そしてスパイシィなサラミのような香りが感じられます。口に含むと、香りと同じくスパイシィな味わいのミディアムボディで、凛とした酸がボディ全体を引き締めていて、果実味は洗練されていて余分な贅肉がなく、香辛料をたっぷり練り込んだサラミ、ドライチェリーとドライラズベリー、乾燥赤スグリ、ドライトマト、湿ったシガー、繊細なヴァニラ、そして石灰を含んだミネラルの味わいが感じられます。飲んでいて飽きません。リオハの王道をいくようなワインです。度数13.5%。2011/10/15

15673 VINESSENS "Sein" Monastrell - Syrah 2009 Alicante 1580
ヴィネッセンス "セイン" モナストレル シラー アリカンテ
地中海に面したD.O.アリカンテからのワイン。造り手のヴィネッセンスはシエラ・サリナスの麓、ヴィレーナにある造り手で、標高600メートルに約11haの畑を所有しています。そのほとんどは石灰質土壌で、葡萄はオーガニックで栽培されています。シラーやシャルドネのほか、約35〜65年樹齢のモナストレルを栽培しています。 このワインは、モナストレル60%とシラー40%の割合で、スキンコンタクトとマロラクティック発酵を行い、フレンチオーク(85%)とアメリカンオーク(15%)で8ヶ月熟成させています。
16度で抜栓、ワインは黒紫と赤黒が混じり合った透けて通らないような濃密なルビー色、グラスからは、カシスリキュール、マラスキーノで漬け込んだブラックチェリー、チョコレートリキュールを染み込ませたクッキー、黒胡椒、甘草、桂皮、シガー、スモークサラミ、そして上品なヴァニラの香りが感じられます。口に含むと、濃縮感のある果実味を持つミディアム〜フルボディで、トロリとしたエキス分とアルコールが豊富で、ジュワリと染み込むような酸もあり(次第に溶け込む)、キメ細かく目の詰まったタンニンを含み、煮込んだプルーン、マラスキーノ漬けブラックチェリー、カシスリキュール、ブラックラズベリーのソース、煮込んだ赤イチジク、白胡椒、ヴァニラパウダー、酸が溶け込んできた頃には赤系果実のリキュールを染み込ませたマシュマロのような味わいが現れてきます。2008年産同様、レベルの高い仕上り。度数15%。2011/8/26

14773 VEGA SINDOA Cabernet Sauvignon-Tempranillo 2003 Navarra 1850
ヴェガ シンドア カベルネ ソーヴィニヨン テンプラニーリョ ナバーラ
ボデガス ネアケス
ボデガス・ネケアスは1993年にスタートした醸造協同組合です。ネケアとは、上るのが非常に困難で疲れる丘陵地のことを意味するそうです。このワインはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、テンプラニーリョ40%からなり、40%をアリエ産のフレンチオークで、60%をアメリカンオークで9ヶ月熟成させています。 17度で抜栓、ワインは黒がかった濃いルビー色、グラスからは、スモークチップのようなニュアンスを伴う煮詰めて焦げる手前のブラックベリー、ほのかにプルーン、丁子、黒胡椒、そして微かに土と灌木のような香りも感じられます。口に含むと、濃縮された果実のエキスを程よく含むミディアムボディ(フル寄り)で、少し粘土を想わせるようなヌルリとしたタンニンがあり、酸度は低めで、軽くスモークした半生肉のような風味を伴う完熟黒スグリとブラックベリー、プルーン、ヴァニラ、灌木、炭、そして粘土質土壌を想わせるような味わいが感じられます。度数13.5%。2008/2/15

15190 CASA DE LA ERMITA Crianza 2006 Jumilla 1930
カサ デ ラ エルミタ クリアンサ フミーリャ
1999年に4つの葡萄栽培業者が投資して設立されたワイナリー。フミーリャの地でトップを目指すため、世界中で30以上のワイナリーを見学しており、それらから良いと思われる設備や技術を積極的に取り入れています。 2006年産はラベルも一新され、使用品種もモナストレル60%、プティ・ヴェルド40%の割合となりました。ステンレスタンクで発酵を行い、225Lのバリック樽(新樽率20%)で約9ヶ月熟成させています。 18度で抜栓、ワインは濃いレンガ色混じりの黒紫色、グラスからは、スターアニスと砕いた胡椒のニュアンスを伴う完熟カシスと完熟ブラックベリー、煮込んだプラム、レーズン、微かに黒砂糖、そして生八つ橋のような香りも感じられます。口に含むと、ふくよかで、熟した果実味を豊富に含むミディアム〜フルボディで、フワリ&トロリとした滑らかなエキスを含み、そのエキスの中にキメ細かなタンニンが融合していて、酸度は低く、コンポート状のカシスとプルーン、カシスリキュールを少し混ぜたホイップクリーム、煮込んだ黒豆、ふかふかした枯れ葉混じりの土、毛皮、ヴァニラビーンズ、そして甘草のような味わいが感じられます。度数13.5%。2010/4/30

14902 CELLER ARDEVOL "Anjoli" 2005 Priorato 2580
セラー アルデボル "アンホーリ" プリオラート
アルデボル家は13世紀から葡萄を栽培しており、バルクでワインを販売していました。その後、フィロキセラの到来によりヘーゼルナッツの栽培に転作してしまいました。しかし、1995年にアルベルトとジョセップのアルデボル兄弟と、友人のロセルによって再び葡萄栽培が始まりました。現在12haの畑を所有し、収穫量はなんと16hl/haに抑えています。畑での作業はビオロジックが基本で、除草剤や殺虫剤、化学肥料は一切使用していません。ワイン造りでは、長時間のマセラシオンを行い、優しくプレスし、軽くローストしたきめの細かいフレンチオークで熟成しています。 アンホーリに使用される葡萄はカベルネ・ソーヴィニヨン(80%)とガルナッチャ(20%)で、フランス・アリエ産のバリック(1年樽と2年樽)にて16ヶ月熟成させています。
18度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強い濃密なルビー色、グラスからは、甘く滑らかなヴァニラソースのニュアンスを伴う熟しきったブラックベリー、煮詰めたプルーン、微かにタルト生地、白胡椒、木炭、そして微かにセメダインを想わせるようなエキス香も感じられます。口に含むと、ふくらみのあるフルボディで、フワリと柔らかな果実のエキスを豊富に含み、熟しきった滑らかなタンニンが隅々に配置されていて、酸度は低く、ヴァニラパウダーのようなニュアンスを伴う完熟ブラックベリーと煮込んだプルーン、タルト生地、スモーク肉、キメ細かな土、白胡椒、桧、そして松の実のような味わいも感じられます。飲み応えのあるワインです。度数14.5%。2008/9/24

15448 BODEGA NUMANTHIA "Termes" 2008 Toro 2880
ボデガ ヌマンシア "テルメス" トロ
“ヌマンシア”で有名なボデガ・ヌマンシア・テルメス社が造るワイン。“ヌマンシア”は平均樹齢70年になるティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョの地方名)を100%使用していますが、この“テルメス”は、平均樹齢30年のティンタ・デ・トロを100%使用しています。全て手作業で収穫した後、ワイナリーで厳しい選果を行い、完璧に熟成した健全な葡萄のみを使用します。葡萄は100%除梗し、発酵と発酵後の醸しを含めて21日間、軽いポンピング・オーバーを行い、フレンチオーク樽の1回使用樽で16ヶ月熟成させています。 18度で抜栓、ワインは黒紫の色調が強い濃密なルビー色、グラスからは、最初に黒胡椒と乾燥ハーブのニュアンスを伴う完熟プルーンと完熟ブラックベリーの香りが感じられ、次第にカシスリキュールを染み込ませたホイップクリーム、ヴァニラパウダー、甘草、そして黒蜜のような香りが現れてきます。口に含むと、サテン生地のような口当たりのミディアム〜フルボディで、粉末のようにキメ細かいタンニンをたっぷりと含み、酸度は中〜やや低めに感じ、きな粉のようなニュアンスを伴う完熟プルーンと完熟カシス、カシスリキュールを染み込ませたビスケット、ブラックベリー、ヴァニラ、黒胡椒、丁子、黒い土、そして少し墨汁を想わせるような味わいも感じられます。度数14.5%。2010/12/9

●ポルトガル(赤)●

15333 CASTELLO D'ALBA Tinto 2008 Douro 1250
カステロ ダルバ ティント ドウロ
ヴィーニョス・ドウロ・スペリオル社が造るD.O.C.ドウロからの赤ワイン。標高は平均で400m、主に南向きのテラスの畑です。収穫は手摘みで行い、100%除梗します。発酵は小さめのステンレスタンクで約24度で行い、一部にフレンチオークとアメリカンオークを使用し、3ヶ月熟成させています。葡萄品種はティンタ・バロッカ、ティンタ・ロリス、トゥリガ・フランカ、トゥリガ・ナシオナルを使用。 16度で抜栓、ワインは黒紫がかった濃いルビー色、グラスからは、香辛料と軽いロースト香を伴う黒スグリ、桑の実、松ぼっくり、そして微かにセメダインのような香りも感じられます。口に含むと、濃縮感がありながらも重くないミディアムボディで、さらさらとした土を想わせるようなタンニンと軽やかな酸、そして口中に染み込むようなエキスを程よく備え、色々な香辛料の風味を伴うスグリとドライチェリー、梅エキス、薄くなめした皮革、さらさらとした黒い土、そしてふわりとしたヴァニラの味わいが感じられます。熟成能力も感じられます。度数12.5%。2010/9/3

15339 QUINTA da CASSA Tinto 2007 Douro 1830
キンタ ダ カサ ティント ドウロ
キンタ・ダ・カサ社が造るD.O.C.ドウロからの赤ワイン。葡萄品種はティンタ・バロッカ、ティンタ・ロリス、トゥリガ・フランカ、トゥリガ・ナシオナルを用い、除梗・破砕した後48時間コールドマセラシオンを行います。15日間の発酵後、18度にコントロールしながらマロラクティック発酵をさらに15日間行います。全体の50%をアメリカンオークで熟成させています。 16度で抜栓、ワインは紫の色調が強い濃いルビー色、グラスからは、最初にお香とスパイスのニュアンスを伴うカシスの香りが感じられ、次第にほんわりと甘い上品なヴァニラ香を伴う完熟カシスと完熟ブラック&ブルーベリー、そして甘いプルーンのような香りが前面に現れてきます。口に含むと、果実味と酸、そしてタンニンのバランスが優れたミディアムボディ(少しフル寄り)で、オーク由来のヴァニラの味わいと十分な酸が果実味に張りを与えていて、キメ細かく力強さもあるタンニンが隅々に配置されていて、ヴァニラパウダーと白木、そして白胡椒のようなニュアンスを伴う熟したカシス、ブラックラズベリー、微かに赤スグリとドライチェリー、葉巻、さらさらとした土、そして薄くなめした皮革のような味わいが感じられます。非常にレベルの高い仕上りです。度数14%。2010/9/4

スペイン&ポルトガルは以上です。

  


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