Wineries 2002年8月〜10月分 ※2003年10月修正

 
 《 ドメーヌ・ドゥ・ラ・モルドレ》

 当店では生産者のカタカナ名を「ドメーヌ・ドゥ・ラ・モルドレ」と明記しておりますが、「ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ」とか、「ドメーヌ・デ・ラ・モルドレ」と書く場合もあるかもしれません。「de」のカタカナ表現が異なるだけなんですが、実のところ輸入元のパンフレットにも「ド」とか「デ」とか書いてありますので、皆様あまり気になさらないようお願いいたします。ローヌの大御所シャプティエの「コート・ロティ・ラ・モルドレ」というワインもありますが、ローマ字で「Domaine de la Mordoree」と明記されている場合は、モルドレという生産者のワインです。

 当店がモルドレのワインを取り扱うようになったのは、1997年産のシャトーヌフ・デュ・パプですが、今とはラベルが少し異なり(鳥のマークはあった)、スペシャル・キュヴェの「レイヌ・デ・ボワ」でもありませんでした。当時は全くといってもいいほど無名な生産者で、現地フランスでさえ全く注目されていなかったといいます。逆に海外の熱心なローヌワイン愛好者の方、およびワイン評論家に注目され、その評価がフランス国内に飛び火したという非常に珍しい形で名声が広まっていった生産者ともいえます。

 当店では、この生産者の名前をお客様に知っていただくきっかけとなったワインは、リラックの赤とタヴェル・ロゼだと言えます。特にタヴェル・ロゼは、初めて辛口のロゼをお買い上げいただいたお客様からも好評いただき、毎年欠かさず仕入れるよう努めております。今でも忘れませんが、輸入元の試飲会でタヴェル・ロゼを初めて口にして感動していた時に、ちょうど隣にいた人から『青嶌さんはこうゆうの好きだね〜』などと言われたこともありますが、私は『今でも大好きです!』と胸をはって言えます。もちろん好みの問題はあると思いますが、飲んでいただいた方には何かしら心に残るものを感じていただけるはず、と今でも信じています。

 タヴェル・ロゼに限らず、これからこの生産者のワインを試してみようかと思われている方はどのタイプのワインを選ばれても良いと思います。赤、白、ロゼ、どれも実に見事な仕上がりで、こういう生産者はその他多くの著名生産者同様、本当に貴重だと思います。

※上の写真:左の人がクリストフ・デロルム氏
※右の写真:モルドレのショールーム(ワイン販売所)

フランス ローヌ(赤)

13381 LIRAC "Cuvee de La Reine des Bois" 2000 Domaine de la Mordoree
¥2780
リラック "キュヴェ ドゥ ラ レイヌ デ ボワ"
ドメーヌ ドゥ ラ モルドレ
このリラックは、モルドレの通常のリラックよりも樹齢の古い区画から収穫された葡萄(グルナッシュ、ムールヴェドル、シラー他)を使用しています。
ワインは透けて通らないような黒紫に近い色合い、グラスからは、熟し切った甘いブラックベリーと煮詰めたカシス、甘草、甘い香辛料、色々なハーブの混じりあう香りが豊富に感じられます。口に含むと、濃縮されたミディアムボディまたはフルボディで、酸味は少なく感じ、口中をキュッと引き締めるシルキーなタンニンを含み、煮詰めて焦がしたようなブラックベリーとブルーベリー、甘いカシス、そしてドライハーブと適度な香辛料の風味が感じられ、口中に長くとどまります。スペシャルキュヴェの“レイヌ・デ・ボワ”は、通常のリラックよりも洗練された感じがある点もお忘れなく。度数14%。2002/7/29


 モルドレは1987年にフランシス・デロルム氏によって設立され、ローヌ河右岸のタヴェルの村に醸造所を持っています。1989年にフランシス氏が交通事故にあって以来、現在は息子のクリストフ・デロルム氏が中心となりワインが造られていますが、モルドレを設立する前は父親のフランシス氏と一緒に電子力発電所の防護服を作る仕事をしていたとのこです。クリストフ・デロルム氏は、わずか10年ほどで一流生産者の仲間入りをしたという、まさに新進気鋭の造り手ですが、多くの生産者から尊敬されており、輸入元いわく「訪れる生産者のあちこちで彼をほめたたえる人達がほとんど。」とのことです。



『K.A』さまより 2003/4/29
--LIRAC "Cuvee de La Reine des Bois" 1999 Domaine de la Mordoree
 【ローヌ 赤】
上品なワインですよね、これ。
若々しい、濃い紫色をしていて、最初はブルゴーニュ(ピノ・ノワール)ワインの香りがするのですが、すぐにベリー類のジャム(しかも相当に甘そうな)のヴォリュームのある香りに支配されて、やはりローヌ、と納得します。しかし、この香りのヴォリュームは、なかなかのものですよ。期待にワクワクさせられます。
味わいは、ある意味香りとは裏腹で、優美・エレガント、高いアルコール度数にもかかわらず、むしろ軽いと言う印象すら感じます。優しく・女性的と言い換えてもいいんでしょうね。
酸味は弱め、甘みを感じさせつつさらりと口中を流れ、最後は酸とタンニンがすっきりとした後口を支えてくれます。(辛口の赤で甘いと書くと誤解されそうなのですが、美味しいワインに共通の甘みと言うことで。)

このワイン、シャトー・ド・モンフォコンのバロン・ルイに似ています。
このワインも実にエレガント、とても美味いワインだったのですが、地図で見るとリラックの区域のすぐ傍にモンフォコンという地名(都市名)が見られるではありませんか。もし同一だとすると、この辺りではこのようなエレガントで優美なワインが出来ると言うことでしょうか。
いずれにしても南ローヌで優しい、エレガントなワインを探すなら、まずリラックということになりそうです。
美味しゅうございました。

私的ポイント 88〜89点
2001. 9月 購入 2003. 4/27 飲

『あっこ』さまより 2002/12/12
--TAVEL Rose 2001 Domaine de la Mordoree
モルドレのロゼを飲みました。
ロゼを飲むのは初めてで、ロゼは美味しいの?と思いながらいただきました。
私も母も、ひとくち飲んで「美味しい!」と思わず言ってしまいました。
ロゼは敬遠しがちですが、美味しいものなんですね。

『う し』さまより 2002/9/6
ご無沙汰いたしました。8月は、約1ヶ月、フランスを旅行してまいりました。
主に南西部とロワールを回り、ロワール・ワインについてはよい勉強になりました。期待していたボルドーでは、日本とあまり変わらないワインの値段に少しびっくり。いろいろ事情があるのでしょうね。

ところで、あちこちのNicolasのお店に入るたび、目に付いたのがMordoreeのLirac 2000、あちらでいただける本数には限りがあるし、日本で手に入るものは避けようと決めていたのですが、最後にこらえきれず買ってしまいました。
結果は、溢れんばかりの果実身と、豊かなボディーを兼ね備えて、噛めるような味わいとはこういう時に言うのでしょうか。折角の機会なので、同じMordoreeでも、本当はChateauneuf du Papeを試したかったのですが、「手に入りにくいのはフランスでも同じ」と店員さんに苦笑いされてしまいました。

ドメーヌ・ドゥ・ラ・モルドレのワインは現在扱いがございません。

※2002年産は、生産量激減と為替のダブルパンチにより、すべての銘柄で価格が急激にUPしてしまいました。毎ヴィンテージお買い上げいただいてお客様には大変申し訳ございませんが、当店では2002年産の仕入れを見送らせていただきました。2003/6/30

商品番号
銘柄
価格
13382 LIRAC Blanc "Cuvee de La Reine des Bois" 2001 Domaine de la Mordoree ¥2550

ロゼ
13384 COTES DU RHONE Rose 2001 Domaine de la Mordoree ¥1480
13368 TAVEL Rose 2001 Domaine de la Mordoree ¥1950

13383 COTES DU RHONE Rouge 2001 Domaine de la Mordoree ¥1480

13307 LIRAC 2000 Domaine de la Mordoree ¥2100

13381 LIRAC "Cuvee de La Reine des Bois" 2000 Domaine de la Mordoree ¥2780
12906 LIRAC "Cuvee de La Reine des Bois" 1999 Domaine de la Mordoree ¥2550

■過去の Wineries で登場した生産者もぜひ!■

2002年01月 ・Domaine la Soumade (Andre Romero) / France Rhone
(ドメーヌ ラ スマド (アンドレ ロメロ) / フランス・ローヌ)
2001年12月 ・Domaine Santa Duc / France Rhone
(ドメーヌ・サンタ・デュック / フランス・ローヌ)
2001年08月 ・Velenosi Ercole / Italia Marche
(ヴェレノージ・エルコレ / イタリア・マルケ)
2001年04月 ・Anselmi / Italia Veneto
(アンセルミ / イタリア・ヴェネト)
2001年01月 ・Rijckaert / France Bourgogne
(リケール / フランス・ブルゴーニュ)
2000年10月 ・Domaine Marc COLIN / France Bourgogne
(ドメーヌ・マルク・コラン / フランス・ブルゴーニュ)
2000年06月 ・SCHLOSS LIESER / German Mosel
(シュロス・リーザー / ドイツ・モーゼル)
2000年04月 ・SANFORD / California Santa Barbara County
(サンフォード / カリフォルニア・サンタバーバラ)
2000年03月 ・EDMOND BURLE / France Rhone
(エドモンド・ビュルル / フランス・ローヌ)


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